リーガロイヤルホテル広島が贈る特別なひととき
広島市中区基町に位置するリーガロイヤルホテル広島では、料理人として47年のキャリアを持つ岸田孝美が、令和7年春に黄綬褒章を受章したことを祝して、特別なコースを用意しています。この「黄綬褒章受章記念メニュー」は、2025年6月2日から6月30日までの限定で提供されます。
特別コースの魅力
本コースのメニューは、普段から人気の「なにわコース」から特に選び抜かれた前菜が特徴的です。
アミューズブーシュ
最初の一皿は、「空豆のムーストマトクーリー」。この料理では、空豆の甘味とクリーミーなムースにトマトクーリーの酸味が絶妙に絡み、初夏の爽やかさを引き立てます。シンプルながらも奥深い味わいを持っています。
オードブル
続いて提供されるのは、「蒸し鮑と安芸津ポテトのテリーヌグレックを添えて」です。鮑の濃厚な旨味と、安芸津ポテトのほのかな甘みが融合したこの一皿は、しなやかで弾むような鮑の食感と、クリーミーなポテトが織りなす絶妙なハーモニーが楽しめます。バルサミコビネガーとマスタードがアクセントとなり、見た目にも美しいテリーヌに仕上がっています。
岸田孝美のキャリア
岸田は1978年にリーガロイヤルホテル広島の前身である広島グランドホテルに入社し、その後、数々の選りすぐりのレストランシェフを経て、2015年には調理部レストラン料理長を務めました。また、彼は2000年にドイツで開催された世界料理オリンピックに日本代表として出場し、銅メダルを獲得した経歴を持ち、現在も「鉄板焼なにわ」でその技術を活かしています。
受章の意味
今回の黄綬褒章受章は、長年の努力と技術が評価された結果です。岸田は料理の道を通じて、多くの人々を魅了してきました。彼のコメントには、「牛歩」の精神を忘れず、着実に努力を続けることの大切さが強調されています。これは、岸田が料理人としての道を突き進む際の信念を表すもので、その精神が料理にも表れています。
コースの詳細
「黄綬褒章受章記念メニュー」は、以下の内容で提供されます:
- - アミューズブーシュ: 空豆のムーストマトクーリー
- - オードブル: 蒸し鮑と安芸津ポテトのテリーヌグレック
- - フォワグラマデラソース
- - 海老と活け蝦夷鮑の鉄板焼
- - 国産牛フィレ肉・ロース肉(80gまたは100g、自家製ポン酢と塩を添えて)
- - 彩り焼野菜3種
- - 長野県産幻の米こしひかり
- - 汁物、香物
- - デザート
- - コーヒー
料金は13,500円(税込)で、アレルギーに関する心配がある方は、スタッフに相談することができます。
この特別なメニューを通して、岸田の料理哲学を体験し、洗練されたひとときを過ごしていただければ幸いです。豊かな味わいの数々が生み出す至福の時間を、ぜひ「鉄板焼なにわ」でお楽しみください。
リーガロイヤルホテル広島
リーガロイヤルホテル広島は、1955年に開業し、国賓や皇室を迎えてきました。広島市の中心地にあり、世界遺産である原爆ドームや宮島も視界に入り、景観を楽しむことができます。歴史に根差したおもてなしで、訪れるゲストに心温まる滞在を提供しています。
予約・お問い合わせ
ご予約は、リーガロイヤルホテル広島のレストラン直通電話082-228-6762または、公式ウェブサイト(
こちら)からどうぞ。