「ポーズー」ペングリップ
2025-10-15 10:35:57

京都芸術大学とキングジムが新しい学びを提案する「ポーズー」ペングリップとは?

京都芸術大学・中央大学とキングジムが生み出した新たな文房具



2023年10月3日、キングジムが新商品「ポーズー」ペングリップを発売しました。このペングリップは、京都芸術大学と中央大学との共同開発によるもので、学生たちのアイデアをもとにしたユニークな商品です。学びをサポートする新たなアイテムとして注目を集めています。

「ポーズー」シリーズの魅力



「ポーズー」シリーズは、キングジムが展開する人気のぬいぐるみポーチです。このシリーズは、愛らしいデザインだけでなく、実用性も兼ね備えています。第4弾となる今回のペングリップは、「今までにない学びのグッズ」をテーマにしており、中央大学の学生が「筆記に関する悩み」に焦点を当て、企画を提案しました。

京都芸術大学のプロダクトデザイン学科に属する学生たちは、これらのアイデアをもとにデザインをブラッシュアップし、キングジムの技術で商品化へとつなげました。このプロセスを通じて、学生のアイデアが実際に社会へと形を変えて反映されています。

機能性に優れたデザイン



この「ポーズー」ペングリップは、ペンの持ちやすさや操作のしやすさに徹底的にこだわって設計されています。手汗によるペンの滑りを防ぐために、ぬいぐるみ素材を使用したグリップは、柔らかくて快適な握り心地を提供します。また、このグリップを装着することで、ペンの直径が適度に増し、長時間の筆記でも疲れにくくなります。

さらに、ペングリップの背面にはファスナーがあり、容易にペンを装着できます。特にボールペンやシャープペンシルに適したデザインで、挿入後はそのままノック操作も可能です。この実用性に加え、かわいらしいデザインが使う人の気分を上げてくれます。

産学連携の成果



このプロジェクトは、中央大学の商学部に在籍していた30名の学生が企画し、共同で取り組んだものです。デザインに関するアイデアを深掘りし、具体化に成功したのは、京都芸術大学の2年生7名のデザイナーたちです。手汗の悩みをただの問題とするのではなく、楽しさを伴った「持ち歩きたくなる」アイテムに仕上げることが求められました。

彼らの努力が「ポーズー」ペングリップという商品で結実し、複数の学生の声が反映された出来となっています。デザインの過程では、試作品に対するフィードバックを何度も重ねながら、見た目の可愛らしさとともに使いやすさを追求しました。

社会貢献への意義



この商品は、単なる筆記具にとどまらず、公益社団法人日本動物園水族館協会に寄付を通じて野生動物の保全や福祉にも寄与します。学生たちの学びが、社会課題の解決や持続可能性への貢献に広がっていくことは、本プロジェクトの大きな意義です。

まとめ



「ポーズー」ペングリップは、キングジム、京都芸術大学、中央大学が共同で開発した新たな文房具です。これは単なるペンのグリップではなく、学生たちのアイデアと独自のデザインが結実し、楽しさと実用性を兼ね備えた製品となりました。今後、このような産学連携の取り組みがさらに広がり、学生たちが社会に新しい価値を提供する機会が増えていくことを期待しています。


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会社情報

会社名
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
住所
京都府京都市左京区北白川瓜生山2-116
電話番号
075-791-9122

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