大手町の環境対策
2025-03-19 11:38:53

大手町タワーの「ゼロウェイストオフィス」化を目指す新プロジェクト

大手町タワーの「ゼロウェイストオフィス」化プロジェクト



東京の中心に位置する大手町タワーで、新たに始まった環境に優しい取り組みが注目されています。株式会社みずほフィナンシャルグループと東京建物株式会社が共同で推進する「ゼロウェイストオフィス」化プロジェクトがそれです。このプロジェクトは、オフィス内における廃棄物の再利用率を100%にすることを目指しており、持続可能な循環型社会の実現に向けて重要な一歩となることでしょう。

大手町タワーの現状と課題



大手町タワーは、東京建物が開発・運営を行い、みずほFGが本社を置く大規模なオフィスビルです。この建物だけで、年間約520トンもの廃棄物が排出されています。これまでも、廃棄物を資源として活用するためのリサイクルに取り組んできましたが、2023年度の再利用率は67%とされており、さらなる改善が求められています。両社は、長期的には廃棄物の再利用率90%を目指して、一層の努力を重ねていきます。

具体的な取り組み内容



新たなプロジェクトでは、みずほFGのオフィス内における資源の消費量を削減し、ビル利用者の分別意識を高める施策を実施することが計画されています。技術の進展に応じて、リサイクルの手法を見直すことも視野に入れています。また、両社のネットワークを活かして、先進的なリサイクル技術の試験導入も行っていく予定です。

サステナビリティを考えるイベント「たねと珈琲」



この取り組みに関連して、共催イベント「たねと珈琲」が2025年3月25日から28日まで大手町タワー1階の「大手町の森」で開催されます。このイベントは、参加者がサステナビリティについて考える機会を提供することを目的としています。サステナブルなビジネスを特徴づけるコーヒーを無料で提供し、応援したいビジネスの「種(コーヒー)」を選ぶ楽しみも用意されています。

過去のイベントと今後の計画



みずほFGと東京建物は、これまでにも大手町タワーを舞台に様々なイベントを開催してきました。2023年8月に行われたトークショーでは、都市に「森」が存在する意義について考える機会を作りました。また、2025年には全国の名産品を集める「あおまる47物産展」を定期的に開催する予定です。これらのイベントを通じて、大手町タワーを訪れる多くの人々にサステナブルな社会の実現を訴えていきます。

サステナビリティへの両社の取り組み



みずほFGは「みずほまるごとSXプロジェクト」を進め、サステナブルな組織への転換を図っています。東京建物は、地球に優しい省資源活動を掲げ、2030年度までに廃棄物の排出量原単位を20%削減する目標を据えています。これにより、両社は循環型社会の形成に向けて邁進しています。

まとめ



大手町タワーでの「ゼロウェイストオフィス」化プロジェクトは、環境問題に対する重要な取り組みであり、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。今後も、東京建物とみずほFGは協力しながら、さまざまな施策を講じていくことでしょう。


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会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

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