京のいろどり展示
2025-08-16 17:16:23

全国菓子大博覧会で受賞した「京のいろどり」を特別展示中

受賞工芸菓子「京のいろどり」の特別展示



京都の伝統的な和菓子ブランド、鶴屋吉信が、全国の菓子製造業者の中から選ばれた「農林水産大臣賞」を受賞した工芸菓子「京のいろどり」を展示しています。この展示は、同ブランド本店の二階にある茶寮で開催されており、2025年までの長期展示となっています。

受賞の背景と展示の概要


2025年5月30日から6月15日まで、大北海道あさひかわ菓子博で「京のいろどり」は特別な評価を受け、この賞に輝きました。受賞理由の一つは、京の四季を表現した優れたデザインとその技術力です。この工芸菓子は、春、夏、秋、冬それぞれの季節をテーマにした植物をモチーフに製作されており、見る人の心を惹きつけます。

特別な展示体験


展示の期間は現在から2025年8月31日まで。ゆっくりとお菓子を背景にした茶寮で、工芸菓子を間近で楽しむことができます。展示の場である茶寮では、和菓子やかき氷も取り扱っており、夏休みの思い出作りや京都観光の際にはぴったりな場所です。お茶を楽しみながら、手作りの美しい工芸菓子を堪能できる貴重な体験を提供しています。

細部へのこだわり


工芸菓子とは、和菓子に使われる砂糖や寒梅粉などを駆使して、花や鳥、季節の情景を見事に再現したものです。この技術は江戸時代から続く伝統で、その歴史は長いものです。「京のいろどり」では、色とりどりの生地を薄く伸ばし、木型を使って形を整える過程が見られ、各パーツ、すなわち葉や花びらが一つ一つ丁寧に組み立てられています。

各季節の美しさ


展示では、春に咲くしだれ桜、夏の紫陽花、秋の紅葉、そして冬の椿と、日本の四季を感じさせる美しいモチーフが並んでいます。例えば、しだれ桜は柔らかに垂れ下がる様子が、つぼみや小さな花びらまで細部にこだわって再現されています。また、紅葉の展示では、色が異なる生地を用いることで、色のグラデーションを見事に表現しています。 これらの作品は、見る者に自然の美しさを感じさせ、また一つ一つの工程に込められた職人たちの思いを伝えてくれます。

鶴屋吉信の歴史


鶴屋吉信は1803年に創業し、220年以上の歴史を有する京都の老舗和菓子店です。代表取締役社長の稲田慎一郎氏は、伝統を大切にしつつも新しい和菓子の製作やコラボレーション企画に取り組むことで、その魅力を現在に伝えています。彼の指導のもと、職人たちは日々、和菓子の新たな価値を追求しています。

来店のご案内


展示を見学する際は、こちらの鶴屋吉信本店までお越しください。茶寮は午前10時から午後5時30分まで営業しており、ラストオーダーは午後5時です。また、8月に数日ほどの休業日があるため、訪問予定の方は事前にご確認ください。

お問い合わせ先


  • - 場所: 京都府京都市上京区今出川通堀川西入る
  • - 電話番号: 075-441-0105
  • - 公式Instagram: リンク

ぜひこの機会に、伝統の技と四季を感じる工芸菓子「京のいろどり」をご堪能ください。ぜひご来店をお待ち申し上げております。


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会社情報

会社名
株式会社 鶴屋吉信
住所
京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
電話番号
075-441-0105

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