五感をたっぷり使って学べる大人のための『500年の学校』が開講

大人のための新しい学びの場『500年の学校』

東京都町田市の簗田寺で、2025年11月9日から『500年の学校』の第2期が開始されます。このプログラムは、デンマーク発祥の教育思想「フォルケホイスコーレ」に基づいており、特に大人が日常から離れて自己を見つめ直すための通年制学びの場を提供しています。

『500年の学校』の特徴

『500年の学校』は、月替わりで様々な分野の講師を迎え、食、哲学、アート、身体表現など、幅広いテーマで学びを深めます。提供される内容は五感を刺激するものであり、参加者は自らの好奇心を満たしながら新しい経験を得ることができます。

プログラムは毎月第1日曜日に開催され、特別な時間を仲間とともに過ごすことができます。第2期の受講申し込みは2025年9月30日まで、先着20名の定員となっていますので、早めの申し込みがすすめられます。

自然に囲まれた学びの空間

簗田寺は、1629年に建立された歴史ある体験の場です。また、周囲の自然に溢れた環境は、参加者にリラックスした状態での学びを提供します。普段の生活から一歩踏み出すことで、心の余白が生まれ、自己探求の時間を持つことができます。

この場所は、文化の名残が息づく地域でもあります。谷戸の泉の周囲には、代々の人々が集い、語り合い、時代を超えて変化を求めてきた証があります。過去500年間の文化的な転換点を迎え、次なる500年に向けての人と場の循環が期待されています。

豊かな講師陣による体験型の授業

参加者は、毎月異なる講師から多彩な内容を学ぶことができます。第一線で活躍する講師の中には、アーティストのコムアイや、料理家の野村友里、フォトグラファーの在本彌生など、さまざまな分野から選ばれた方々が揃います。これにより、ただ学ぶだけでなく、実際に対話を交えながらの体験的な学びが深まります。

フォルケホイスコーレの理念と対話

『500年の学校』は、成績や評価に縛られない自然体での学びを提供します。各回の授業の終わりには「ダイアローグ」の時間が設けられ、参加者は自らの考えを語り、他の視点を受け止め合います。これにより、自ずと気づきが生まれるのです。

日常の見直しと感覚の解放

簗田寺の自然に包まれた空間で行われるこのプログラムでは、単に知識やスキルを得るのではなく、日常の枠を外し、自分自身に向き合う体験ができます。食、アート、哲学などのテーマが用意される中で、参加者は新たな視点を見出し、自らの価値観を更新していくことができます。

結論

『500年の学校』は、町田の自然豊かな環境で行われる充実したプログラムです。様々な分野の専門家と共に新しい知識を学び、人との交流や対話を通じて、心豊かな学びを深める機会を提供します。自分を見つめなおしたい方や、新しい体験をしたい大人の方には、ぜひ参加をおすすめしたいプログラムです。

参加に関する詳細や申し込みは、公式サイトを通じてご確認ください。