新たなビジネスの拠点「ANAスカイコネクトなんば」がオープン間近

大阪に新たなビジネス拠点「ANAスカイコネクトなんば」

2025年2月28日、大阪市中央区に新しいビジネス拠点「ANAスカイコネクトなんば」が竣工を迎えます。これはANAファシリティーズ株式会社が南海電気鉄道株式会社と共同で設立した、オフィスと店舗が一体となった複合ビルです。このビルは南海なんば駅から徒歩わずか1分の場所に位置しており、アクセスも抜群です。

複合ビルの魅力

「ANAスカイコネクトなんば」は、9階建てで、オフィススペースは5階から9階の5フロアが用意されています。2025年3月から入居が可能になる予定です。また、1階と2階には飲食店やショップが展開され、その一環としてTULLY’S COFFEEや新たな体験型施設「TechnoBird Lounge（仮称）」もオープンします。この施設では、ボーイング737MAXのシミュレーターを使用して、より本格的な飛行機操縦体験が楽しめるとのことです。

さらに、3階と4階にはANAファシリティーズが運営するシェアオフィス「ANA WORK CABIN」が誕生し、小規模な企業やスタートアップ向けに特化した空間として提供されます。「CABIN」と名付けられた小さな部屋から、新たなビジネスの挑戦が始まることを目指しているそうです。

環境への配慮

南海電鉄グループは、このプロジェクトにおいて低エネルギー消費を実現するため、様々な環境配慮技術を導入しました。新しい技術を積極的に採用し、その結果として、基準一次エネルギー消費量から約51％の削減を達成し、BELSの最高評価である五つ星を獲得する予定です。また、「ZEB Ready」認証も取得しており、環境に優しいビルであることが証明されています。

ビジョンと今後の展望

ANAファシリティーズは「空と地、過去と未来、地域と全国や世界を『つなぐ』ビル」をテーマに、コミュニティやクライアントとの新たな関係を構築し、ビジネスチャンスを広げることを目指します。長年の経験を活かし、地域全体の賑わいを生み出すテナントを誘致し、利用者にとって魅力的な環境を提供することに注力しています。

「ANAスカイコネクトなんば」は、新たなオフィスの形を提案すると同時に、地域活性化の一翼を担うことも期待されています。オフィス、店舗、そして新たな体験が共存するこの場所は、今後のビジネスにおいて重要な役割を果たすでしょう。詳細情報が決まり次第、改めてお知らせがあるとのことですので、その発表も楽しみです。

企業情報

南海電鉄は、運輸業を中心に、不動産や流通、レジャーサービスなど幅広い分野で活躍している企業です。ANAファシリティーズも、不動産やファシリティマネジメント事業を通じて、高品質なサービスを提供し続けています。大阪で新たに誕生する「ANAスカイコネクトなんば」は、その一環として地域の発展を目指すプロジェクトです。

2025年の春、期待を超える新たな体験が待っている「ANAスカイコネクトなんば」に、ぜひご注目ください。