京都創造ゲームジャム
2024-12-06 17:37:16

京都創造ゲームジャムが社会課題解決の新たな一歩を踏み出した

京都創造ゲームジャムが社会課題解決の新たな一歩を踏み出した



2023年11月8日から11月11日までの4日間、京都外国語大学で日本初となる「京都創造ゲームジャム Games for Good」が開催されました。このイベントは、在大阪・神戸アメリカ総領事館の主催により実現し、社会課題解決をテーマにしたハッカソン形式のゲーム制作大会です。

イベント初日は、ジェイソン・R・クーバス総領事、小野隆啓学長、そして業界の著名なプロデューサーたちが挨拶し、和やかに幕を開けました。その後、約60名のエンジニア、デザイナー、プランナーたちがチームに分かれ、持ち寄ったアイデアを基にゲームを制作するためのブレインストーミングを開始しました。同時に、日米の専門家によるワークショップも行われ、ゲームデザインの技法や社会貢献の視点について学ぶ充実した場となりました。

2日目と3日目には、プロトタイピングセッションやテストプレイが行われ、各チームは進捗状況を確認しながらゲーム開発を続行しました。ゲーム業界のプロフェッショナルから直接アドバイスを受けることで、参加者たちは実践的な技術を身につけることができました。

今回のゲームジャムで意識が向けられた社会課題は多岐にわたります。その中には「フェイクニュースとメディアリテラシー」「環境とサステナビリティ」「女性のエンパワーメント」「市民の参加」など、現代社会において重要なテーマが含まれています。各参加者は、これらの課題を解決するためのゲームを考案し、最終日には完成したプロトタイプを発表し、審査員による評価が行われました。

京都外大からは、国際貢献学部グローバルスタディーズ学科の大塚萌愛さんとダンフォンさんが参加、また学生4人がスタッフとしてイベント運営を支えました。大塚さんはデジタル・イラストレーターとして、ダンフォンさんはリード・プログラマーとして同じチームにて、環境保護をテーマにした「Stranded」というゲームを制作しました。結果としては入賞こそ逃しましたが、二人はこの体験を通じて多くの学びを得たようです。

大塚さんとダンフォンさんのコメント



大塚さん:「チームメイトと何を作りたいのか話し合うことが最も楽しかったです。目標は共通でも、考え方はさまざまです。他の人のアイデアを聞くことや、それをアートを通して具現化するプロセスが非常に面白かったです。」

ダンフォンさん:「ゲーム開発の全体像や、エキサイティングなゲームを制作するための細かいディテールまでこだわることの重要性、人との良好な関係を築く方法も学びました。」


このようにして、京都創造ゲームジャムは単なるゲーム制作の場ではなく、参加者にとって非常に価値のある学びの機会を提供しました。今後もこうした取り組みが続いていくことに期待が寄せられています。


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