神戸地下鉄アート
2025-07-29 13:48:40

神戸の地下鉄がアートの聖地に!KOBE SUBWAY MUSEUM始動

神戸の地下鉄がアートの聖地に!KOBE SUBWAY MUSEUM始動



神戸市では、通勤や通学の空き時間にアートと触れ合える新たなプロジェクト「KOBE SUBWAY MUSEUM」が始まろうとしています。この取り組みは、神戸市から委託を受けた一般社団法人神戸芸術振興協会が主導し、神戸市営地下鉄海岸線の全10駅にショーケース型のギャラリースペースを展開するものです。来る2025年8月からスタートするこのプロジェクトにより、公共交通機関がまるで美術館のように生まれ変わります。

広がるアートの舞台


「KOBE SUBWAY MUSEUM」は、さまざまな若手アーティストによる作品を展示し、販売も行うという新しい形の公共空間を創出します。約2か月ごとに作品が入れ替わり、神戸ゆかりのアーティストの新たな表現を直接実感できる機会が提供されます。これは、アートに日常的に触れる機会を提供することで、地域文化の活性化を目指しています。

アートで彩る日常


神戸市営地下鉄海岸線、通称「夢かもめ」は2001年に開業し、日々多くの市民や観光客に利用されています。このプロジェクトを通じて、駅という公共の場がアートに満ちた新しい空間に生まれ変わり、市民の日常に彩りを加えます。改札を通るたびに目に入るアート作品が、思いがけない感動をもたらし、生活に刺激を与えることでしょう。

アーティスト支援の新たな枠組み


KOBE SUBWAY MUSEUMでは、神戸・兵庫にゆかりのある若手アーティストにスポットを当て、彼らの作品を紹介します。出展作家には、次世代の才能を持つアーティストが選ばれ、彼らの表現の場を広げることを目的としています。さらには、オンラインストア「Art Scenes」を通じて作品販売を行い、売り上げはアーティストに還元されます。この仕組みは、アーティストにとっての資金面でのサポートとなり、制作活動を後押しします。

駅が美術館に


神戸の地下鉄の駅構内に設置されるショーケースでは、デザインにテーマカラーの青を取り入れ、ミュージアムのような空間が創造されます。初年度の展示はハーバーランド駅を皮切りに、歩めるアートの道が開かれ、来年の9月には他の駅でも展示が始まります。

未来へのアクセスをつなげる


アート作品は、QRコードを通じてスマートフォンからオンラインで簡単にアクセスでき、購入も可能です。このシステムにより、駅でのアート体験がさらに深まります。神戸市は、地域のイベントや芸術祭とも連携し、アートを通じて地域がつながる「ONE KOBE」を実現することを目指しています。

神戸の地下鉄がアートの聖地となることで、観光化されるだけでなく、地域に根ざした文化が育まれることでしょう。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
一般社団法人神戸芸術振興協会
住所
兵庫県神戸市東灘区田中町1-13-22-102
電話番号

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