建設DX展における新たな価値創造
2021年12月6日から8日まで、東京ビッグサイトにて「第1回建設DX展」が開催されます。この展示会には、株式会社ファーストクルーと株式会社CADネットワークサービスが共同で出展し、建設業界に革新をもたらす取り組みを紹介します。
出展企業の概要
株式会社ファーストクルー
ファーストクルーは、鉄骨用CADシステムの企画開発および販売を行っている企業です。本社は東京都台東区に位置し、2003年に設立されました。近年では、構造設計モデルとのBIM(Building Information Modeling)連携の課題解決に取り組み、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に注力しています。彼らの目標は、建設分野における作業の効率化と精度向上を図ることです。
株式会社CADネットワークサービス
CADネットワークサービスは、CAD/BIM教育やCG・動画・VR・図面制作などを手掛け、1990年に設立されました。東京都中央区を拠点に、エンドユーザーや企業への教育支援を提供しています。彼らのeラーニング講座「BIMNETeラーニング」は、初めてBIMに触れる人々にも適した内容で、多くの受講者を支援しています。
共同出展の目的
ファーストクルーとCADネットワークサービスは、株式会社ハマネツのグループ企業であり、2社が協力することで新たな価値創出が期待されています。この共同出展では、建設業界におけるサービスの開発や、次世代のVRサービス市場に向けた取り組みが強調されます。
主管としたビジネスモデルの変革を通じて、より効率的な作業方法や新しい顧客体験の提供を目指しているのです。
主な出展内容
今回の展示会では、特に注目を集めるのが以下の製品です。
Revit鉄骨モデルチェッカー
新商品として2021年12月1日に発売予定の「Revit鉄骨モデルチェッカー」は、Revitのアドオンソフトで、鉄骨モデルの整合性をチェックするアプリケーションです。これにより、構造図の作成がサポートされ、鉄骨CADとの連携精度が向上します。
FAST Hybrid / FAST Hybrid for Revit
このシステムは、図面や現寸処理からRevitとのダイレクトAPI連携が可能な鉄骨CAD/CAMシステムです。業界のニーズに応えるために設計されています。
BIMNETeラーニング
CADネットワークサービスが提供する「BIMNETeラーニング」は、BIM(Revit)初心者向けのeラーニング講座です。動画と模擬テストを通じて、受講者は自己学習を行いながらスキルを向上させることができます。
展示会の詳細
- - 名称: 第1回建設DX展
- - 開催日時: 2021年12月6日(月)~8日(水) 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
- - 会場: 東京ビッグサイト(ブースNo.5-30)
- - 主催: RX Japan株式会社
- - 入場方法: 事前登録制で、詳細は公式サイトをご覧ください。
まとめ
本展示会では、ファーストクルーとCADネットワークサービスによる協力が建設業界に新しい風を吹き込むことが期待されています。BIMやCADシステムの進化がもたらす未来に、ぜひご注目ください。入場の際は事前登録をお忘れなく。