株式会社AtoJが「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」を受賞
2025年11月5日、東京のJPタワーホール&カンファレンスにて、株式会社AtoJが「BUSINESS LAWYERS AWARD 2025」起業部門において栄誉を受けました。このアワードは、企業法務において革新をもたらす取り組みをした弁護士を表彰するもので、同社が提供するオンライン紛争解決サービス「OneNegotiation」が評価された結果、受賞に至りました。
受賞の背景
AtoJの代表取締役CEO、森理俊弁護士は、弁護士としてのキャリアを通じて、少額債権に関する解決手段の欠如が社会問題であることを実感してきました。特に、少額債権を回収する際のコストが高いことが多くの企業にとって障壁となっていました。従来は、未払い債権の回収が難しく、多くの企業が泣き寝入りせざるを得なかったのです。このような現実を改善すべく、森氏は2020年にAtoJを設立しました。
技術と社会課題の解決
AtoJが開発した「OneNegotiation」は、日本初の法務大臣認証を受けたオンライン調停サービスです。専門知識がなくても手軽に利用でき、申立ては約3分で完了します。特に目を引くのは、平均50%以上の高い債権回収率です。これにより、企業は業務負担を大幅に削減することが可能になりました。
様々な特徴
- - 簡単な手続き: 一度の操作で簡単に申立てが完了し、ユーザーの知識を必要としない
- - コスト効率: 基本利用料と成功報酬型を採用し、リスクを最小限に抑える
- - 迅速な解決: 自社の業務時間を90%削減できる効率的なシステム
- - 透明性: 法務大臣の認証による高い信頼性
これまでに、18,000件以上の申立てがなされ、100社を超える企業がサービスを導入しています。特に注目されるのは、フィットネス、教育、美容といった継続課金ビジネスの分野での活用です。
新たな解決のスタイル
「OneNegotiation」は単なる債権回収ではなく、債権者と債務者が対話を通じて解決策を見出すことを目指しています。この中立的な環境において、債権者は業務に集中できる一方、債務者は自らのペースで解決策を選ぶことができるのです。これにより、誰もが公正な解決を得られる社会を目指しています。
代表のコメント
森理俊CEOは受賞に際し、「私たちの取り組みがこのように社会的に評価され、大変光栄に思います。少額の未払いでも、すべての人が司法にアクセスできる社会を築くために、今後も努力を続けていきます」と述べています。
この受賞によって、多くの人々への法的なアクセスを提供し、平等な社会を実現するための指針にもなるでしょう。
公式サイト
AtoJが提供する「OneNegotiation」の詳細については、
公式サイトをご覧ください。社名: 株式会社AtoJの精力的な取り組みは、今後の法務業界全体にとっても新しい風を吹き込みそうです。