2024年カーライフ実態調査結果発表車の維持費が4年連続で増加中

2024年全国カーライフ実態調査結果

ソニー損害保険株式会社が実施した「2024年全国カーライフ実態調査」の結果が発表され、車を所有するドライバーの経済的負担が増していることが示されました。この調査は、2024年7月12日から16日の期間に、18歳から59歳の男女1,000名を対象に行われました。

維持費の分析

調査によれば、車の平均維持費は13,900円となり、過去4年間で連続して増加しています。特に目立ったのが、「ガソリン代」「自動車税」といった諸経費で、多くのドライバーがこれらのコストを負担に感じているとのことです。特にガソリン代は、68.4%のドライバーが負担を感じていると回答しました。

これを具体的に見てみると、車両のボディタイプ別では、軽自動車が10,700円で最も低く、そしてセダンが17,900円で最も高い維持費となりました。

年間走行距離と維持費の関連

また、調査対象者の年間走行距離の平均は6,972kmで、特に30代のドライバーが最も長い距離を走っていることが明らかになりました。過去の調査結果と比較して、年間走行距離は緩やかに増加している傾向があります。

ガソリン代節約の工夫

このような負担感を軽減するために、ドライバーたちはいくつかの節約方法を実践しています。具体的なTOP3の節約方法は、1位が「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」で実施者は37.2%、2位が「急発進・急停車をしない」、3位が「エンジンオイルの適度な交換」です。これらの工夫がドライバーの生活において貴重な節約につながっています。

さらに、ドライバーの約25.4%が「速度を出しすぎない」と回答し、運転中の注意が燃料代の節約に寄与していることが伺えます。

まとめ

本調査の結果は、カーライフにおける様々な実態を浮き彫りにしました。車の維持費の増加や、負担が特に感じられる項目に対して、ドライバーたちは独自の工夫でコスト削減に努めています。今後も、車を利用する多くの人々がこの情報を参考にし、自身のカーライフを見直す機会になることを願っています。

詳細な調査データは以下のリンクよりご覧いただけます。ソニー損保公式サイト