窓乃梅酒造、新たな挑戦
2022-11-01 12:06:08

佐賀県最古の酒蔵、窓乃梅酒造が「佐嘉酒造」に名称変更し新たな挑戦へ

佐賀の酒蔵が明かす、新たな挑戦の舞台裏



佐賀県に位置する窓乃梅酒造が、334年の歴史を乗り越え、社名を「佐嘉酒造」に変更しました。創業から受け継がれてきた酒造りの技術と伝統を新たなブランド名に込め、未来のSAKE文化を創造する目的でこの変革が行われました。これは、佐賀を世界に広めるための一歩として、酒蔵の情熱が込められています。

新ブランド「佐嘉」の誕生



昨年立ち上げられた「佐嘉」は、これまでの「窓乃梅」と並ぶ新たなアイコンとして位置付けられています。県産米を使用し、厳選された原料から生まれる日本酒は、全国的にも評価が高くなっています。これにより、従来のファンはもちろん、新たな消費者層に向けての市場開拓も視野に入れています。

清酒「佐嘉」シリーズは、以下の3種類が用意されています。
1. 「佐嘉」純米大吟醸 (Alc.16%)
佐賀県産の山田錦を45%精米して仕込んだこちらは、1801酵母を使い、フルーティーでキレの良い味わいが特徴です。

2. 「佐嘉」純米吟醸 (Alc.15%)
さがの華を55%精米したこの純米吟醸は、1801酵母による香りと米の旨みのバランスが絶妙です。

3. 「佐嘉」特別純米 (Alc.15%)
こちらは、さがの華を60%精米し、SAWA-1酵母で仕込まれた特別純米酒で、フルーティーな香りが楽しめます。

これらの清酒は、佐賀県内約25の地酒専門店との限定流通で展開されており、品質には自信があります。

焼酎の新たな魅力



焼酎については、県産大麦を使用した麦焼酎に特化しています。その中で特に注目されるのが「佐嘉SAGA」です。この熟成蒸留酒は、厳選された原料のみを使用し、独自の手法でシェリー樽で長期間熟成されることで、芳醇な香りと深いコクが生み出されています。年代別に「15年」「12年」「9年」の製品が用意され、年間数量限定で販売される貴重な逸品です。

新しくなった酒蔵の未来



佐嘉酒造は、さらなる発展を見据えた新しい酒蔵の建て替え計画も発表しています。この新しい施設は2026年に完成予定で、より多くのお客様に愛されるお酒を届けることを目指しています。酒蔵見学ルートを設け、訪れる人々にその醸造の魅力を直接体験してもらう構想も進行中です。

佐嘉酒造は、新しい名称とともに、次の300年への挑戦を始めます。これまでの伝統を守りつつ、新たな価値を提供する取り組みを続けていくことで、佐賀県の酒文化を一層盛り上げていくことでしょう。これからも注目が集まる酒蔵として、魅力的な商品を提供し続ける姿勢は、多くのファンの期待に応えることでしょう。

公式サイトでは、更なる詳細や新商品情報が随時更新されていますので、ぜひ訪れてみてください。

会社情報

会社名
株式会社地域みらいグループ
住所
福岡県福岡市中央区白金1-2-21
電話番号
092-525-7878

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