ディエスジャパンが東大阪花園ラグビー場にカームダウンスペースを寄贈

ディエスジャパンが花園ラグビー場にカームダウンスペースを寄贈

株式会社ディエスジャパン（以下、ディエスジャパン）は、2023年11月28日、東大阪市花園ラグビー場に「カームダウンスペース」を寄贈しました。この取り組みは、街のスポーツ環境をより良くし、障がいや発達特性を持つ方々やその家族が安心して外出できるようにすることを目的としています。

カームダウンスペースとは？

カームダウンスペースは、外部からの刺激を遮断し、心を落ち着けるための特別な空間です。例えば、聴覚過敏やパニック障がいを抱える方々にとって、このような空間は外出をする際の大きな支えとなります。ディエスジャパンの寄贈により、花園ラグビー場には地域初のカームダウンスペースが設置され、障がいを持つ方々が自由にスポーツ観戦を楽しむ環境が創出されました。

寄贈式の模様

寄贈式は、東大阪市の花園ラグビー場で行われ、市長の野田義和様やディエスジャパンの代表取締役北條陽子、スタッフらが出席しました。式典では、デザインに関わったアーティストの方々も参加し、和やかな雰囲気の中で行われました。北條氏は、東大阪市が自社の創業の地であることに触れ、地域貢献の持つ意義について語りました。

地域との連携とアートの力

今回寄贈されたカームダウンスペースのデザインは、障がい者雇用を推進する「ウィズダイバーシティ有限責任事業組合（LLP）」に参加するアーティストによって手がけられました。このように地域の力を結集することで、より多様な人々が気軽にスポーツやイベントを楽しむことができる場が生まれました。

市長の期待

寄贈式の中で、野田市長は「この新しい施設が障がいを持つ方のスポーツ観戦をさらに確実なものにする」とし、全国的に同様の精神を持った取り組みが普及することへの期待を述べました。さらに、カームダウンスペースが多くの方に利用されることを願うコメントもありました。

企業の社会的責任

ディエスジャパンは、リユーストナーの製造販売において長年の実績を誇り、持続可能な社会を目指す企業です。障がい者の雇用創出を実現するため、同社は今後も地域のニーズに応えながら活動を続けていく意向を示しています。

この取り組みを通じて、埋もれたニーズに応え、地域社会により良い影響を与えることが期待されています。未来のスポーツ環境を考える契機となること間違いなしです。今後もディエスジャパンの取り組みに注目です。