提携による革新
2025-05-29 09:24:36

Predictionと三菱HCキャピタルが資本業務提携で新規市場を開拓

Predictionと三菱HCキャピタルの資本業務提携



2023年、株式会社Predictionと三菱HCキャピタル株式会社が資本業務提携契約を締結しました。この提携により、両社はサイネージ付き複合機の販売拡大とオフィス内でのサイネージ広告事業の展開を進めることとなります。

OOH広告市場の拡大



近年、屋外広告や交通広告を含むOOH(Out of Home)広告の市場は大きな成長を遂げており、2023年末には約1兆6,600億円に達すると予測されています。この市場は広告市場全体の4分の1を占めるほどの規模です。Predictionはオフィス内サイネージ広告事業を通じて、企業の宣伝ニーズに応え、その収入をサイネージ付き複合機の販売価格に充て、導入を促進する方針です。このようにして、広告事業の拡大と共に本提携が好循環を生み出すことを目指しています。

三菱HCキャピタルのビジョン



一方、三菱HCキャピタルは「2023~2025年度中期経営計画」で、ビジネスモデルの進化に向けた取り組みを強化しています。従来のリース事業を越えた「ファイナンス+サービス」の提供を目指す中で、この提携によって複合機のリースに加え、サイネージ広告サービスを組み込むことで、より魅力的な価値提案が可能となります。

提携の具体的内容



提携に基づき、Predictionはサイネージ付き複合機の仕入販売や広告主への営業活動、広告コンテンツの管理を行います。三菱HCキャピタルは、持つ顧客基盤を活用し、複合機の導入や入替ニーズを有する顧客に対して案件を紹介し、リースを提供します。さらに、両社は共同でサイネージ付き複合機の普及を図り、エンドユーザーへの広告機会の提供を検討していく方針です。

この提携は、三菱HCキャピタルのイノベーション投資ファンドを活用したものでもあり、スタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じて新たなサービス創出を狙っています。

企業の展望



三菱HCキャピタルグループは、未踏の未来に挑戦するイノベーターとしての目標を掲げており、リース事業以外にも多様なサービスや事業経営に取り組んでいます。また、Predictionはオフィス内サイネージ『オフィスビジョン®️』を通じて、視聴者と広告主の両方に価値を提供するマルチサイドプラットフォームの構築を進めています。

2024年3月末の時点で、三菱HCキャピタルは連結総資産約11兆円、従業員約8,400人を擁し、海外20カ国以上で活躍しています。両社の協力は新たなビジネスチャンスを生み出し、両者にとっての成長を促進することでしょう。

今後の展開に注目です!


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会社情報

会社名
株式会社Prediction
住所
新宿区西新宿1丁目26-2新宿野村ビル32F
電話番号

トピックス(経済)

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