Pieceがメイクスグループと協業
イタリアに本社を置く不動産投資FinTech企業Pieceが、東京を拠点にするメイクスグループと協力し、国内の優良収益不動産を対象としたトークン化証券の販売をヨーロッパの投資家に向けて行うためのパイロットプログラムを始めることを発表しました。この革新的な試みは、安定した日本の不動産市場の魅力をデジタル証券を通じて世界に広めることを目指しています。
協業の背景
日本の不動産市場は、特に東京、大阪、名古屋といった大都市圏において、安定性と高い収益性から海外投資家の注目を集めています。しかし、需要に対して供給が限られるため、特に海外からの小口投資機会は非常に希少でした。これに対処するため、Pieceとメイクスグループは手を組み、海外の投資家に向けた新機軸を打ち出しました。
協業の概要
メイクスグループは、投資不動産物件の企画・開発・販売・管理を一手に担う企業で、東名阪を中心に安定した資産を提供しています。一方、Pieceは、オンラインプラットフォーム「Piece」を通じて不動産の小口化商品を2023年末から取引できるよう準備を進めています。このプラットフォームを通じて、Pieceトークンというデジタルトークン化証券を購入できるようになり、これにより特定の物件の賃料収益に連動した投資が可能になるのです。
Pieceのプラットフォームは、ドイツ電子証券法に準拠しており、安全で透明性の高い取引環境を提供します。これにより、投資家は運用状況や物件の詳細情報にアクセスでき、「本物のオーナー」に近い感覚で不動産投資を体験できます。
メイクスグループとPieceのコメント
メイクスグループの仲村周作代表は、「当社は長年にわたり、東京など主要都市において、心と体の健康寿命を重視した住環境を提供してきました。この度の協業で、Piece社のブロックチェーン技術を活用し、優良な日本不動産を欧州の投資家へ直接届けることが可能になることを嬉しく思います」と述べています。
PieceのCEOである曽原健太郎氏は、「プラットフォームのリニューアルにより、投資家にとってよりセキュアで透明性の高い環境を提供することができました。この協業を通じて、メイクスグループの資産を広く展開できることを楽しみにしています」と語りました。
メイクスグループのご紹介
東京都渋谷区に本社を置くメイクスグループは、自社ブランドの「メイクスシリーズ」を中心に、都市型不動産の企画から販売、賃貸管理までを一貫して行うデベロッパーです。同社は高い入居率が見込まれる地域にこだわり、日本の不動産市場での安定した資産形成をサポートしています。
Pieceについて
Pieceは「Real Estate for Everyone」を標榜し、2023年に設立された新しい企業です。主にヨーロッパの不動産を小口化して取引できるオンラインプラットフォームを提供し、投資のハードルを下げることに努めています。日本をはじめとした海外投資家にとって新たな投資機会が生まれることが期待されています。
今後の展望
両社の協業により、Pieceのプラットフォームを利用することで、メイクスグループが保有する不動産物件がより多くの投資家にアクセス可能となります。日本の不動産市場の特徴である安定性と収益性を、デジタル証券の形で海外投資家に伝える新たな試みとして、大きな期待が寄せられています。