インドネシア北ジャカルタでの第5回植樹活動
2024年9月28日(土)に行われた「第5回ジャカルタ植樹」に、公益財団法人イオン環境財団が主催となり、多くのボランティアと共に参加しました。この植樹活動は、インドネシアの北ジャカルタ市にあるパンタイインダカプック地区で実施され、5000本のマングローブが植樹されました。
この地域では、近年の都市開発によりマングローブがダメージを受けており、生態系の保護が急務でした。イオン環境財団は、環境保護だけでなく、周辺地域を洪水などの自然災害から守るための防災林の再生を目指しています。2011年から始まったこの活動は、2期にわたり続けられ、第1期では3年間で、そして第2期では2018年からスタートしてからこれまでに、のべ7,600名のボランティアと共に89,000本のマングローブを植樹してきました。
植樹の意義と成果
今年の活動には、インドネシアと日本のボランティア500名が参加し、共に5000本のマングローブを植えました。植樹活動を通じて、様々な種類の生物が共存できる森の形成が進み、地域の生物多様性が保たれつつあります。
また、植樹が行われる時間帯の朝8時から9時半の間は、清々しい気候の中でボランティアたちが協力し合い、木を植える姿が印象的でした。地域の住民や参加者の一体感を感じる瞬間が多くあったことも、この活動の魅力の一つとなりました。
複数の支援体制
公益財団法人イオン環境財団は、ジャカルタ首都特別州との共催でこの植樹を実施し、イオングループ企業の支援を受けています。イオンインドネシアやイオンクレジットサービスインドネシア、イオンモールインドネシアなど、さまざまな企業が協力し、地域振興と環境保護に寄与しています。
今回の植樹活動に関しては、地元自治体の知事代行Heru Budi Hartono氏や北ジャカルタ市の市長Ali Maulana Hakim氏、そして在インドネシア日本国大使館からの関係者も参加され、国際的な協力の象徴的な場ともなりました。
未来に向けた展望
イオン環境財団は、豊かな自然を次世代に引き継ぐために、これからも積極的に植樹やそのほかの環境保護活動に取り組む意向を示しています。今回の植樹活動を通じて、地域の環境再生が進むことだけでなく、国を超えた友情や協働の大切さを再認識する機会ともなりました。続けてこのような活動が広がることを期待したいものです。
次回の活動にも期待と注目が集まっています。