眼鏡店のM&A事例
2024-10-03 17:20:08

長野の眼鏡店ミモトが岐阜の多治見眼鏡を買収し新たな挑戦へ

長野県の眼鏡店、M&Aで新たな道を切り開く



2024年7月、長野県で複数の眼鏡店を展開する「ミモト」が、岐阜県多治見市に位置する眼鏡専門店「多治見眼鏡」を事業譲渡で手に入れました。このM&Aにより、岐阜県に初めて進出するミモトにとって、地域の医療とファッションを支える新たな一歩となることが期待されています。

多治見眼鏡の歴史と新たなスタート



多治見眼鏡は、多治見市の中心に30年の歴史を持つ老舗の眼鏡店で、地域に密着したサービスで多くの支持を得てきました。譲渡した平敏信氏は、自身の店を愛し、大切に育ててきたものの、引退を考えていたとのこと。しかし、信頼できる法人への譲渡が叶ったことに感謝の気持ちを表しています。

平氏の言葉によると、「お店を閉める可能性も考えていたが、宮本さんの若さと思いを知り、引き継いでもらえて本当によかった」とのこと。これにより、長年の思いを受け継ぎ、さらなる発展が期待されます。

新経営陣ミモトの展望



ミモトの宮本貴史氏は、多治見眼鏡が30年間予約制で運営してきたことに興味を持ち、平氏と直接会ってその人柄に感銘を受けたと話しています。45歳と若い経営者の宮本氏は、平氏のノウハウを生かし、他の店舗にも展開できるような経営を目指す意気込みを示しました。従業員の教育にも注力し、今後の店舗展開を進めたいとしています。

事業承継のサポート役としてのバトンズ



岐阜県での事業承継の支援を行っている「岐阜県事業承継・引継ぎ支援センター」の古川真一郎氏は、このM&Aの流れをサポート。多治見眼鏡が2020年11月に相談をしたことがきっかけで、ノンネームデータベースを活用した買い手候補の発掘から始まりました。しかし、その途中で仲介者が急逝し、新たにバトンズを紹介するという経緯もあったそうです。

結果的に、ミモトとの出会いが実現し、後継者不在企業が多い中、少しでも地域に貢献できる企業の持続可能性に寄与できることが誇りだと語っています。バトンズの二木貴氏も、事業承継の重要性を強調し、今後のさらなる発展に期待を寄せています。

まとめ



このM&Aは、単なる事業の譲渡ではなく、地域に根ざした眼鏡店が新しい経営者の元で再生し、さらなる価値を提供できる姿を描いています。長野県のミモトが岐阜県に新たな風を吹き込むことで、地域経済の活性化にもつながることが期待されています。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社バトンズ
住所
東京都中央区築地3-12-5+SHIFT TSUKIJI 5階
電話番号
0120-998-603

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