KPMG、アジアでのコーポレートガバナンス会議に協賛し持続可能性を語る
KPMG、アジアにおける重要なカンファレンスに参画
KPMGインターナショナルは、アジア地域でのコーポレート・ガバナンスに関する重要な会議「ICGN30周年記念カンファレンス-アジア」に招待され、その活動を後援することを発表しました。このイベントでは、企業や投資家が連携し、持続可能な長期的価値の創造を追求するための議論が行われます。特に、2025年3月4~5日に東京のグランドハイアットで開催されるこの会議には、東京証券取引所や日本取引所グループといった重要な組織も主催者として名を連ねています。
プログラムの概要
初日のセッション「地政学からイノベーションへ:サステナビリティレポートの未来」では、あずさ監査法人の里深哲也氏が、地政学的な動向と最新のテクノロジーがサステナビリティ報告にどう影響するかについて話をします。彼のコメントは、企業がどのように監督機能を強化し、持続可能な経済に寄与できるかに焦点を当てています。
また、「ガバナンスとスチュワードシップのグローバルな動向」という別のセッションでは、KPMGインターナショナルのダン・コニグスバーグ氏が登壇。このセッションでは、各国の規制や法制化の動向について詳しく論じる予定です。具体的には、コーポレート・ガバナンスやスチュワードシップ・コードの新たなスタンダードがどのように形成されつつあるかに注目が集まります。
基調講演と重要提言
会議の2日目には、KPMGインターナショナルの監査責任者であるラリー・ブラッドリー氏、そしてKPMGサステナブルバリューサービス・ジャパンの田中弘隆氏が基調講演を行います。このプレゼンテーションでは、最近のテクノロジー進展が企業報告にどのように影響しているのか、また投資家や監査人にとっての意味について深堀りされる予定です。
KPMGは、このカンファレンスを通じてサステナビリティとコーポレート・ガバナンスの向上に向けた取り組みを強化していく姿勢を示しています。この機会を通じて、各種ステークホルダー間の対話が促進されることに期待が寄せられています。
ICGNとは
ICGN(国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク)は、投資家によって設立され、コーポレート・ガバナンスの向上を目指す専門家グループです。現在、40カ国以上の機関投資家が会員となり、その運用資産は77兆米ドルを超えるなど、国際的な影響力を持っています。ICGNの目標は効率的な市場と持続可能な経済の発展を促進することです。
KPMGについて
KPMGは、監査や税務、アドバイザリーサービスを提供する国際的なプロフェッショナルファームです。世界各国にメンバーファームを持ち、273,000人を超える専門家がサービスを提供しています。日本国内でも、さまざまな専門サービスを展開しており、企業の成長に寄与しています。それぞれのメンバーファームは独立した法人であり、品質の高いサービスが提供されています。
このようにKPMGは、グローバルな視点から企業の持続可能性向上を目指し、重要なカンファレンスにおいて中心的な役割を果たすことになります。
会社情報
- 会社名
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KPMGジャパン
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-9-7
- 電話番号
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