ビジネスにおけるAI利用の現状
近年、ビジネスシーンでのAIツールの導入が加速していますが、その実態や課題はまだ十分に理解されていない部分があります。特に、業務でどの程度の人がAIを活用し、どのような理由で導入が進まないのかに関する調査を行いました。今回はその結果を詳しく紹介します。
AIツールの利用状況
調査によると、現在業務においてAIツールを使用しているビジネスパーソンは60.7%にも達しています。具体的には、「日常的に使用している」という回答が29.0%、「たまに使用している」という回答が31.7%でした。一方で、試したことはあるが実際には使用していないという人が19.7%、そして使用経験がないという人も19.7%という結果が出ています。これにより、約4割の人が実務にAIを取り入れていないことが明らかになりました。
AI導入への関心
次に、勤務先でのAI導入に対する関心について探りました。調査結果では、AI導入や活用に「やや関心がある」と答えた人が43.0%、「非常に関心がある」と答えた人が31.0%でした。これを合わせると、なんと74.0%のビジネスパーソンが何らかの形でAIに対して前向きな姿勢を示しています。
期待されるAIの利用方法
ビジネスパーソンがAI導入に期待する効果について尋ねたところ、最も多かったのが「事務作業の時間削減」で69.3%に達しました。続いて「ミスの削減」と「書類作成の効率化」がともに44.0%、最後に「人手不足の解消」が41.7%でした。また、AIを活用したい業務としては「データ入力・集計」が最も多く、56.7%がこの業務にAIを導入したいと回答しました。
導入のハードル
しかし、AIの導入が進まない最大の理由は「社内にAIに詳しい人がいない」とされており、この意見が45.0%の支持を得ています。また、「情報漏えい・セキュリティへの不安」が38.0%、さらに「現場で使いこなせるか不安」という回答も28.0%に達しました。さらに、自由回答として社員のリテラシーの差や既存業務との相性の悪さが指摘されており、人材不足やセキュリティへの懸念がAI導入の大きな壁となっています。
導入スピードについて
AIの導入スピードに関しても意見が分かれていました。最も多かったのが「将来的には検討したい」という回答で26.3%。一方、「すぐに導入したい」人が25.7%、半年以内の導入を希望する人が20.7%、1年以内に導入を希望する人は15.3%という結果でした。これにより、早期の導入を希望するビジネスパーソンは61.7%にのぼり、導入への抵抗は少ないことがわかります。
結論
今回の調査を通じて、ビジネスパーソンの間でのAIツールの利用率は高く、特に事務作業の効率化に対する期待が大きいことが明らかになりました。しかし、導入においては人材不足やセキュリティの懸念といった課題が依然として存在しています。AI活用を進めるためには、社内での人材育成とともに、セキュリティ対策の整備が必要不可欠です。今後、業種・業務に応じた実践的な導入支援がますます重要となるでしょう。
調査概要
- - 調査期間:2026年7月22日〜2026年7月28日
- - 調査方法:インターネット調査
- - 調査人数:300人(有効回答数:300)
運営者概要
- - 運営元:OTENBA株式会社
- - 本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー7F
- - 代表取締役:間賀田園子
- - 会社HP:otenba.co.jp
- - 運営元:未知株式会社
- - 本社所在地:大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階
- - 代表取締役CEO:下方 彩純
- - 会社HP:mchs.co.jp