岡山大学医工系コース
2024-09-29 17:10:34

岡山大学の医工系コース、専門技術向上を目指した新カリキュラムを発表

岡山大学の医工系コースが2024年度カリキュラムを発表



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区、学長:那須保友)は、技術職員の専門知識と技術力向上を目的とした「医工系コース」の新しいカリキュラムを2024年度に開始することを発表しました。この取り組みは、国際的な競争力を強化し、地域社会に貢献することを目指しています。

新たな取り組みとその背景



医工系コースは、岡山大学が参加しているTCカレッジの一環として位置づけられています。TCカレッジは、技術専門職員の教育・研修を行うプログラムであり、様々な分野における最新技術の習得を促進しています。今回のカリキュラム発表は、技術職員の高度化を図り、教育研究機関としての役割を果たすものです。医療や工業分野において必要とされる専門技能や知識の強化を重視しており、参加者が実践的なスキルを身につけることを実現するプログラムを中心に構成されています。

医工講究の重要性



2024年度のカリキュラムの目玉として位置付けられている「医工講究」も、その一環です。この講究では、参加者が業務に関連する発表を行うことで、自らの専門性を振り返り、他者に伝える力を養うことが目指されています。開催初日には、総合技術部本部長の佐藤法仁副理事・副学長が挨拶し、共創力の重要性を説きました。 例えば、専門外の職員との意見交換を通じて、新しい視点を得ることができ、参加者は自身のスキルをトランスファラブルスキルとして生かす機会が得られます。

実践的な研修内容



プログラムの中では、具体的な技術業務の紹介も行われています。例えば、塚野萌美技術主任が行った「これまでの電顕業務紹介」では、電子顕微鏡の試料作製についての詳細な説明がなされ、参加者には実践的な知識が提供されました。発表後には参加者同士の質疑応答も活発に行われ、技術の理解を深める良い機会となりました。

カリキュラムの今後の展望



この医工講究は計5回の開催が予定されており、今後さらに多様な研修プログラムが展開される予定です。また、岡山大学は文部科学省の施策を活かし、「地域中核・特色ある研究大学」として、地域医療や産業界との連携を強化しながら、持続可能な社会を目指していく方針です。将来的には、技術を概念化し、具体的な行動に結びつけることで、社会のニーズに応える人材の育成を続けることが期待されています。

結論



岡山大学の医工系コースは、地域のニーズとグローバルな視点を持って、技術職員の専門性を着実に高める取り組みを進めています。このカリキュラムを通じて、参加者は新たな知識を得るとともに、地域社会と協力して持続可能な発展に寄与する役割を担うことが期待されています。今後の動向に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。