米国発の新常識『レベニューオペレーション』が日本上陸
エンハンプ株式会社は、部門間のデータ連携を通じて収益を最大化するための新しいアプローチ、レベニューオペレーション(RevOps)に関する書籍を9月25日に発売しました。これにより、日本企業にもこの革新的な手法が紹介されることとなります。この書籍は、米国における実例や成功事例をもとに、持続的な収益成長を実現するための戦略や戦術を詳細に解説しています。
レベニューオペレーションとは
RevOpsは、各部門間のサイロ化を防ぎ、生産性の高い組織構築を目指す手法です。2018年以降、米国では多くの業界でRevOps組織が設立されています。その結果、新規顧客を獲得しつつ、既存のビジネスを拡大するという二つの課題を同時に解決しようとする企業が増えてきています。
書籍では、レベニュー組織を強化するための具体的なアプローチが紹介されており、特にマーケティングと営業の連携が重視されています。デジタルテクノロジーを駆使することで、業務の生産性を向上させ、成果を継続的に測定・改善していくことが求められています。
書籍の内容
この書籍の目次を見てみると、次のような章立てになっています。
- - 序章 注目されるRevOps(レベニューオペレーション)
- - 第1章 部門間の連携を強化し組織の収益拡大を実現するRevOpsがもたらす価値
- - 第2章 CRO/レベニュー組織が担う役割
- - 第3章 RevOpsが統合するプロセス・データ・テクノロジー
- - 第4章 RevOps専門組織を設立する
- - 第5章 データドリブンな意思決定プロセスを構築する
- - 第6章 RevOpsチームの実践
- - 第7章 AI時代に向けてますます重要性が高まるRevOps
- - 第8章 RevOpsリーダーズの実例インタビュー
現代のビジネス環境では、テクノロジーの進化に伴って業務の複雑性が増しています。従って、企業は戦略的な思考と迅速な意思決定が求められます。本書は、このような課題に対処するために必要な知識やスキルを提供します。
予約方法
この書籍は、翔泳社やAmazon、さらには全国の書店でも予約が可能です。価格は2,420円、発売日は2024年9月25日です。
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出版記念イベント
書籍の発売を記念したイベントが、9月27日(金)19時より東京・丸の内で開催されます。参加者は、著者たちと直接対話し、RevOpsの理解を深めることができる貴重な機会です。イベントの詳細はエンハンプの公式サイトをご覧ください。
著者プロフィール
著者の川上エリカ氏は、エンハンプ株式会社の代表取締役であり、企業の営業組織改革に長年従事してきました。彼女の知識と経験は、RevOps手法を日本のビジネス環境に翻訳する上で大いに貢献しています。
他の著者、丸井達郎氏や廣崎依久氏も、それぞれ異なるバックグラウンドを持ちながら、RevOpsの実践に関心を寄せ、企業の成長に貢献してきました。
まとめ
『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書』は、米国発の革新的な手法が日本市場にどのように適応できるのかを考える上での重要なリソースとなるでしょう。戦略的イニシアティブとしてのRevOpsは、日本企業の競争力強化に寄与すると期待されます。