和歌山トライアンズ、独自のチームカラーと新ブランドマークを発表

和歌山トライアンズが、新たにチームカラーとブランドマークを発表しました。新たなチームカラーは、紀州という地名に由来する日本画の「黄朱」（きしゅ）を基にしたオリジナルカラー「TRIANS KISYU」です。この色には、和歌山県を代表する特産物である梅やみかん、柿をイメージしており、地域の誇りを感じるデザインとなっています。さらに、シンプルな中にも重厚感を持たせた黒と白の3色を組み合わせることで、力強い印象を与えています。

また、ブランドマークは「TRIANS」という名前に込められたメッセージを反映しています。これは、ファンと地域、そしてチームとの一体感を意味し、三角形のモチーフがその象徴です。この形状は、ファン同士の結びつきを表現しながら、和歌山県章を参考にしたカタカナの「ワ」の形も取り入れられています。デザインには、白の縁取りが施された「TRIANS KISYU」の文字が浮かび上がるように仕上げられています。

この新しいブランドマークとチームカラーの制作を担当したのは、東京都中央区に本社を構える株式会社スリーライトです。代表取締役社長である佐々木勝氏をはじめとするデザイナーたちが協力し、地域に根ざしたデザインを実現しました。

さらに、和歌山トライアンズは公式Facebookページを設立し、今後の活動やチーム情報を発信していきます。公式Twitterアカウントも運営され、このSNSを通じてファンに向けた新情報やイベントについてお知らせする予定です。

和歌山トライアンズは、2013年にパナソニック株式会社のバスケットボール部を受け継ぎ、和歌山県を拠点に活動するプロバスケットボールチームです。NBL（National Basketball League）に所属し、ウエスタンカンファレンスでの戦いを目指します。今シーズンも54試合を戦い、プレーオフ進出を目指す中で、ファンとのつながりをより一層深めていくことが期待されています。

選手に関しては、パナソニックトライアンズからの継承選手を中心に、トライアウト参加者や他チーム、外国人選手との契約も進行中です。詳細については、契約が決まり次第発表される見込みです。また、ホームアリーナはノーリツ鋼機株式会社が所有する体育館で、主にこちらで試合が開催されます。他にも、県内外での公式戦やプレシーズンゲームも検討されています。

和歌山トライアンズの新しいカラーとブランドマークは、地域愛の象徴として多くの人々に親しまれることでしょう。これからの活躍に期待が寄せられています。