Antler Residency in Japan - Batch 4: スタートアップの未来を切り開く
近年、スタートアップエコシステムの重要性が増す中、シンガポールを本社とするグローバルベンチャーキャピタル、Antler株式会社が日本での活動をさらに拡大しています。Antler ResidencyのBatch 4において、6社に対してそれぞれ2,400万円のプレシードラウンド出資が決定しました。このプログラムは、創業前または初期段階にある企業に対する強力な支援を提供し、彼らの潜在能力を最大限に引き出すことを目的としています。
Batch 4の選ばれた企業たち
選出された6社はそれぞれ独自の技術やビジョンを持ち、様々な分野で革新を引き起こそうとしています。以下に彼らの紹介をします。
1. Refined Robotics株式会社
Refined Roboticsは、あらゆる地形に対応できるラストワンマイル配送ロボットを開発しています。彼らの独自技術VGCMは、エネルギー効率を最大25倍向上させることを実現し、階段や瓦礫の走破も可能です。30kgの積載量を持ち、8時間以上の運用時間を目指しています。
2. Avete株式会社
建設現場の安全性や生産性を向上させるため、AIとコンピュータビジョンを駆使して次世代の建設テックプラットフォームを提供しています。リアルタイムで危険を検知し、事故の削減を目指します。
3. LOGISTICAL株式会社
配送業務の効率化を図る共同輸送最適化AIプラットフォームを開発し、物流コストを最大30%削減。従来の運送業務に新たな価値を提供します。
4. SportsEye by Xenos Labs
スポーツ業界の新たなプレイヤーとして、ハイライトやコンテンツを自動生成するプラットフォームを作成。AIが試合映像を迅速にデジタル化し、ソーシャルメディア向けのコンテンツを提供します。
5. TokumaLabs株式会社
法律事務所向けに特化したテレメトリーシステムを提供。作業の記録を自動化し、業務の効率を向上させることで、次世代のリーガルサービスを実現します。
6. KanjuTech株式会社
自律システム向けに進化したAIを開発し、コスト削減とカーボンフットプリントの低減に貢献。非常に少ないデータで新たな状況に適応できます。
参加する価値
この出資決定以降、Antler Residency Batch 4には、国内外から1,100名以上の応募が集まりました。選抜された79名の起業家達は、10週間のプログラムを経て世界に挑戦する準備を整えています。特筆すべきはその多様性と質の高さであり、参加者の約半数が起業経験者です。
Antlerの目標は、スタートアップ企業が抱える成長の障壁を取り除くことです。これにより、参加者はグローバルスタンダードな環境で挑戦し、次世代の成功への道を切り開くことができます。
次回のAntler Residency Batch 5は2025年9月29日からスタートし、現在参加者募集の準備を進めています。興味のある方は早めの応募をお勧めします!
詳しい情報は
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