EasySend、デジタルトランスフォーメーションへ6,155億円調達
EasySendは、最新の資金調達ラウンドにおいて、5530万ドル(約61億円)を獲得し、その資金は主に米国及び他の地域での成長を加速させることに注力される。この資金を通じて、新たな業種へのの拡大や製品の活用ケースの増加が期待されている。
成長の背景
過去1年間で、EasySendは国内外の大手保険会社や金融機関との提携を強化し、米国市場での売上を10倍に伸ばす成果を上げた。特に、損保ジャパンやシンシナティ・ファイナンシャル、NJMインシュアランスグループといった大手との協力が顕著である。このような背景が、今回の資金調達に至った重要な要因だ。
EasySendのCEO、Tal Daskalは、デジタルトランスフォーメーションの重要性を強調し、「新型コロナウイルスは企業のビジネス形態に劇的な変化をもたらしました。我々のプラットフォームは、企業のデジタルトランスフォーメーションの計画をわずか3ヶ月で実現します」と語った。
ノーコードでのサポート
EasySendが提供するクラウドベースのノーコードプラットフォームは、中小企業にとっても手軽にデジタルカスタマージャーニーを構築できるのが大きな特徴である。顧客の申し込み書やアンケート、保険金請求など、多様なシナリオに対応可能であり、数日で立ち上げることができる。これにより、企業は迅速に市場のニーズに応えることが可能となる。
さらに、AIやアナリティクスを使った高度なデータ分析機能も搭載されており、顧客体験の向上や業務の効率化に寄与する。
投資家の期待
Oak HC/FTのパートナーであるDan Petrozzoは、「EasySendは企業がデジタルエクスペリエンスを迅速に提供できるよう理想的な位置にある」とコメント。このような評価は、EasySendの成長可能性を裏付ける重要な要素となっている。過去の資金調達においても、EasySendは2020年に500万ドル、さらにはシリーズAで1,100万ドルを調達し、今に至るまで総額7,150万ドル(約78.7億円)を獲得している。
企業の未来
今後、EasySendはデジタルエクスペリエンスを探求し続け、顧客体験を向上させるための新しいサービスや製品の開発に注力する予定である。特に、デジタルトランスフォーメーションが企業競争力の鍵となる現代において、EasySendの役割はますます重要になっていくことが予想される。また、企業が急速に進化するデジタル環境の中で競争力を保ち続けるためのパートナーとして、EasySendは確固たる地位を築くことが期待されている。
詳しい情報やサービスについては、
EasySendの公式ウェブサイトをご覧ください。