AIを活用したITコンサルティングがコストを大幅削減する新サービス発表

AIを活用したITコンサルティングサービス「AI CTO」

近年、企業の競争力向上においてデジタルトランスフォーメーション（DX）がますます重要視されています。企業は市場の変化に迅速に対応し、新しい価値を創造する必要があるため、DX推進が求められています。しかし、多くの企業が抱える課題は、DXプロジェクトの成功事例が限られていることです。

経済産業省によると、DXが実現できない場合、2025年以降に毎年最大12兆円の経済損失が起きるとされています。この問題を「2025年の崖」と呼ばれ、企業はレガシーシステムから脱却し、早急なデジタル社会基盤の構築を迫られています。

DXプロジェクトの失敗要因

DXの成功に向けたシステム開発は非常に重要ですが、2018年の調査ではプロジェクトの約50％が要件定義の不備によって失敗しています。また、最新のレポートでも計画時の考慮不足が後の業務やシステムの複雑さに繋がり、結果的に仕様変更を余儀なくされることが指摘されています。

多くの企業では、求められるスケジュールが先に決まり、不明確な要求のままシステム開発がスタートするのが一般的です。このようなケースでは、最初の要求定義が不十分であることが失敗の原因となります。

AI CTO - 新しい解決策

株式会社LABBIZが提供する「AI CTO」は、AIアプリ「Project Runner」を活用し、ITコンサルティングの新たな形を実現します。このサービスでは、企業の意図を明確にする要求定義プロセスを改善し、DXや新規事業の成功を支援します。

ユーザーは「Project Runner」にアイデアを入力するだけで、システムのプロトタイプや提案依頼書（RFP）が自動生成されます。これにより、曖昧な要求を可視化し、具体化することが可能です。さらに、CTOの助言を受けることでRFPが仕上がり、その結果、複数のベンダーからの提案を統一された基準で比較できるようになります。