木村飲料『東海道サイダー』が第21回ガラスびんアワード受賞

木村飲料株式会社が製造した『東海道サイダー』が「第21回ガラスびんアワード2025」で受賞したことが大きな話題を呼んでいます。この賞は、日本ガラスびん協会が主催する業界最大級のコンペティションで、様々な観点からガラスびん製品の素晴らしさを評価しています。

『東海道サイダー』は、総エントリー数143件（210本の作品）の中から、リリー・フランキー賞を受賞しました。その理由は、浮世絵『東海道五十三次』から静岡県内の宿場を基にしたラベルデザインが評価されてのものです。20種を揃えたこの作品は、飲み切りやすいサイズとシンプルかつ洗練された水色のデザインが特徴で、国内外の観光客にもアピールできるよう考えられています。

審査員長を務めたリリー・フランキーさんや、フリーアナウンサーの富永美樹さん、モデル・ライフスタイルクリエイターの未来リナさんが新たに加わり、厳しい目で選定が行われた結果、この栄誉に輝いたのです。

ガラスびんアワードは、2023年12月から2024年12月の間に発売されたガラスびんを検討し、デザイン性や機能性、環境への配慮など、幅広い基準で評価します。今年も多くの優れた作品が揃い、多くの人にその魅力が伝わることを期待されています。

木村飲料株式会社は、静岡県島田市に本社を構える飲料メーカーで、長年にわたりラムネやサイダーの製造を行ってきました。同社は、観光地やサービスエリアで展開しているご当地サイダーでも知られ、数々のヒット商品も誕生しています。また、全世界への輸出にも力を入れ、30か国以上に日本の伝統的な清涼飲料水「ラムネ」を供給し、多くの国で人気を得ています。

木村飲料の創業は1953年で、過去70年あまりにわたって日本各地の消費者に親しまれる商品を提供してきました。今後も、木村飲料は地域の文化を感じられる商品開発に努めつつ、国際市場でのさらなる展開を目指すことでしょう。この受賞は、今後の製品開発にも好影響を与えることが期待されます。

関心のある方は、木村飲料の公式ウェブサイトや直営ECショップを訪れることで、様々な商品を見つけることができます。おいしいサイダーを通じて、日本の文化を体験してみることをお勧めします。