震災30年の特別ライトアップが神戸で実施
2025年2月14日、神戸の象徴「神戸ポートタワー」と「神戸海洋博物館」で、阪神淡路大震災から30年を記念する特別なライトアップが行われます。このイベントは、市民へ希望を届けることを目的として、震災発生から30年という節目に合わせて実施されるものです。
灯火の歴史
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災は、神戸に深刻な影響を与えました。震災後、約3か月の間営業休止が続く中、1995年2月14日、両施設は再び夜間のライトアップを始めました。この時の光は、被災した人々に勇気を与え、神戸の未来を照らす希望の象徴となりました。
今回の特別ライトアップでは、当時の色合いを再現したLED照明が使用され、神戸ポートタワーは電球色、神戸海洋博物館は青白色、ホテルオークラ神戸の頂部は白色の照明で彩られます。特別な夜の灯火は、2025年2月14日午後9時から翌朝7時まで続きます。このイベントを通して、震災の経験や教訓を次世代へ伝えることが期待されており、参加者がを震災の重みを思うきっかけとなることを目指しています。
ライトアップの詳細
- - 日時: 2025年2月14日(金)21時から翌7時まで
- - 場所: 神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、ホテルオークラ神戸の頂部
- - ライトアップカラー: 当日使われる色合いは、震災当時のものに近いものとなります。
特別ライトアップ開催のため、21時以降には「Kobe Night Mirage -Sound and Light Show-」が中止される予定です。バレンタインに合わせたライトアップも実施されており、2月14日には通常の日時に変更が生じます。
フォロカードの配布
さらに、神戸ポートタワーでは、2月14日17時以降に展望フロアに入場された方に、特製のフォロカードが配布されます。このカードの丸穴から光源を見たとき、ハートが見えるという特別な仕掛けとなっています。暖かい心を持つ参加者には、特別な夜景体験が提供されます。
フェリシモの支援活動
この取り組みを通じて、神戸に本社を構える株式会社フェリシモは、震災後の復旧・復興支援活動を行ってきた企業としての使命を果たしています。2000年からは、全国のお客様からの義援金を元に、復興のための基盤を築いてきました。現在も新たな災害の際には、必要な支援を募る声を大切にし、地域の復興に貢献しています。
震災から30年が経つ今、神戸ポートタワーと海洋博物館が再び人々の心に光を灯すことを願って、特別な夜のイベントが制作されています。これからも神戸の未来が明るく、希望に満ちたものであることを願いながら、たくさんの人と共にこの灯火を見守っていきたいですね。