障がい者のアート才能を広げる「だんだんアートプロジェクト」の表彰式が札幌で開催

だんだんアートプロジェクトの表彰式が札幌で開催

2025年3月28日、北海道札幌において、久原本家グループが主催する「くばらだんだんアート2025北海道地区受賞者表彰式」が京王プラザホテルで行われます。このイベントは、障がいのある方々の社会参加に向けた「だんだんアートプロジェクト」の一環として企画されており、絵画を通じてその才能を広げることを目的としています。

だんだんアートプロジェクトの概要

「だんだんアートプロジェクト」は、障がいのある人々が描いたアートを評価し、その作品を社会に広めることにより、彼らの可能性を引き出すことを狙いとしています。全国から応募されたアート作品は、その数965点にものぼり、特に北海道地区からの応募者たちの作品が注目されます。

特に、今回のテーマは「わたしは魔法の料理人！わくわくメニューをめしあがれ！」で、入賞作品は住宅用段ボールや福岡市内のラッピングバスのデザインとして用いることで、経済的支援にも寄与します。また、作品を採用したアーティストにはデザイン利用料が支払われ、貢献の輪が広がります。

表彰式の詳細

表彰式は2025年3月28日（金）15:00から開催され、受賞者たちには大賞やコープさっぽろ賞が授与されます。当日は、生活協同組合コープさっぽろの理事長である大見英明様も審査に関与し、受賞者たちに祝辞を贈ります。

式のプログラムは以下の通りです：

- 第1部：表彰状授与式（大賞、コープさっぽろ賞）、記念撮影
- 第2部：特別賞、新入社員賞、一般投票部門賞の授与

受賞作品の中から、大賞には笹尾眞理さんの「月と太陽の下でHappy！」が選ばれました。また、コープさっぽろ賞には尾野太海さんの「カメレオンのコックさん」や、ペンネームO.Kさんの「プリン」、さらに中村莉菜さんの「魔女が作ったお鍋」が受賞しました。これらの作品は今後、コープさっぽろの商品にデザインとして採用される予定です。

今後の取り組み

表彰式後の夏には、受賞作品を含む展示会も計画されています。これにより、幅広い観客に作品が届けられ、障がいのある方々のアート作品の認知度向上が期待されています。

久原本家グループの紹介

久原本家グループは、1893年創業の総合食品メーカーで、様々なブランドを展開しています。「博多椒房庵」や「茅乃舎」など、地元の味を大切にしながら、食の楽しみを提案しています。詳細については、久原本家グループのWebサイトを参照してください。

今回の表彰式は、障がいのある方々の才能を尊重し、社会参加を促す貴重な機会となることでしょう。