只見町の米焼酎栄光
2025-08-01 16:08:20

福島県只見町の米焼酎がミラノで栄光のプラチナ賞を受賞

福島県只見町の米焼酎がプラチナ賞に輝く



福島県只見町の米焼酎が、イタリア・ミラノで行われた「Milano Sake Challenge 2025」において、2部門でのプラチナ賞を受賞しました。受賞したのは、米焼酎部門の『ばがねっか』と、エイジド焼酎部門の『奥会津ねっか』。どちらも高い評価を受け、国内外で数々の賞に輝いてきた逸品です。

新たな挑戦と評価



この度のプラチナ賞受賞は、焼酎部門が新設された初年度に実施されたもので、海外のソムリエからの高い評価を得ています。『ばがねっか』は、米を精米歩合60%まで削って仕込まれた高品質の米焼酎。特徴的なリンゴのような吟醸香が魅力です。異なる味わいの『奥会津ねっか』は、3年以上木樽で貯蔵され、甘いバニラの香りに包まれた飲みごたえのある一品です。

同時に2つのプラチナ賞を受賞したことは、只見町とその周辺で育まれた農業と醸造技術の高さを示すものであり、地域のブランド力向上にもつながる事例です。蒸留所の代表、脇坂斉弘氏は「これからも地域の農業を守りながら、自然と共存する焼酎作りを続け、世界に広めていきたい」と語っています。

只見町の魅力



只見町は、ユネスコエコパークに認定された自然豊かな土地で、四季折々の美しい風景が広がります。特に豪雪地帯として知られており、米やトマトなどの農産物が豊富です。この美しい自然環境が、米焼酎『ねっか』の品質をさらに向上させています。

地元の4人の米農家と醸造技術者が協力し、2016年から本格的に米焼酎の製造に取り組むようになりました。それにより、地元の特産物である只見産米を使用し、未来に向けた sustainable な農業を実現しています。彼らは、冬の間に地域に雇用を生み出し、若者が定住する環境づくりにも貢献しています。

自社圃場の取り組み



合同会社ねっかは、JGAP認証を取得した自社圃場を有し、安心安全な原料の確保に取り組んでいます。JGAPとは、持続可能な農業の実現を目指した生産工程管理の手法であり、環境保全や労働安全を重視しています。これにより、自然環境に配慮した方法で米作りを行っています。

また、肥料やエネルギーに対しても特別な配慮をし、マイクロプラスチックの排出削減など、環境問題に積極的に取り組んでいます。2023年には東北電力の再生可能エネルギーを利用した電力供給に切り替え、持続可能な生産をさらに強化しています。

地域との結びつき



合同会社ねっかは、多くの賞を受賞し、地域に根ざした経営を実践してきました。ディスカバー農山漁村アワードや日本農業賞など、地域貢献に対する評価も得ており、地元の活性化に寄与しています。これからも地域と共に発展し、世界中の人々に只見町の米焼酎の魅力を伝え続けていきます。

まとめ



福島県只見町が誇る米焼酎『ばがねっか』と『奥会津ねっか』は、その豊かな自然環境と地域密着の生産体制から生まれた生産物として、今後ますます注目されることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
合同会社ねっか
住所
福島県南会津郡只見町大字梁取字沖998
電話番号
0241-72-8872

関連リンク

サードペディア百科事典: 福島県 只見町 米焼酎 ねっか

Wiki3: 福島県 只見町 米焼酎 ねっか

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。