王子駅周辺の開発計画と課題
日本計画研究所(JPI)が主催するセミナーが、2025年8月4日に行われます。このセミナーでは、北区の区長であるやまだ加奈子氏をお招きし、王子駅周辺の開発と『ウォーカブル・ガーデン』の実現に向けたさまざまな取り組みについて詳しい説明が行われます。
1. 王子駅周辺の歴史的背景と課題
王子駅がある北区は、江戸時代から多くの人々が集まる名所として栄えてきました。飛鳥山を中心に繁栄し、明治時代以降では近代化を支える産業も集積され、交通の要衝として発展を続けています。しかし、現状の駅前は歩行者の空間や緑の不足、商業活動の低迷といった課題を抱えています。これらの現状を打開するため、北区は庁舎の移転を契機に駅周辺の活性化に乗り出し、未来を見据えたまちづくりのビジョンを描いています。
2. セミナーの内容
2.1 王子駅周辺の現状と課題
- - 北区・王子の状況: 資源の魅力と、それに伴う課題を参加者と共有します。
- - 王子駅周辺の魅力と課題: 駅周辺の特徴とそれに伴う課題を詳しく説明します。
2.2 まちづくりの新たな取り組み
- - 全体構想とウォーカブル・ガーデン: “ウォーカブル・ガーデン”の理念と実現に向けた全体構想について説明。
- - 新庁舎建設と駅前再開発: 新庁舎の建設計画と駅前の再開発により、どのように地域が変わるかを議論。
- - 北口周辺のまちづくり: 北口エリアにおける新たな開発計画に焦点を当てます。
2.3 飛鳥山公園と地域資源の活用
- - 飛鳥山公園の魅力向上: 地域資源である飛鳥山公園を活用した魅力向上の取り組み。
- - 東京北区渋沢栄一プロジェクト: 地域の歴史的資源を再活用したプロジェクトについて。
3. 質疑応答と交流会
セミナーの最後には質疑応答の時間があり、参加者が疑問を直接講師に向けることができる機会があります。その後には名刺交換や交流会が予定されており、参加者同士のネットワーク構築を促進。新たなビジネスチャンスを見つける場にもなるでしょう。
4. 参加方法と費用
セミナーには会場での受講のほか、ライブ配信やアーカイブ配信も選択可能です。受講料は37,930円(税込)で、特典として1名同行無料が提供されるほか、地方公共団体に所属する方には特別割引も用意されています。
詳細は公式サイトからお申込みが可能です。興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく!