株式会社ナリス化粧品の新技術に注目
大阪市に本社を置く株式会社ナリス化粧品は、長年の研究を経て、角質除去と皮膚バリア機能を兼ね備えた新成分「白花豆エキス」の高配合化粧水技術を確立しました。この技術は2025年12月に特許登録される運びとなり、同社の90年にわたる努力の証が実を結んだ形です。
白花豆エキスとは
「白花豆(べにばないんげん)」から抽出されるこのエキスは、肌の角質層に対して深くアプローチします。ナリス化粧品は1993年以来、この成分に注目し、皮膚の保護機能を高める効果があることを発見しました。特に、角質を柔らかくして除去するだけでなく、肌のバリア機能も向上させることが示されています。
研究の成果
この新しい処方は、「白花豆エキス」に加え、「ヨクイニンエキス」と「トレハロース」を組み合わせることで、従来よりも高濃度での配合が可能になります。これにより、冬季や寒冷地でも安定した成分の状態を保つ特性を持ち、国内外での使用が期待されます。
加えて、研究では白花豆エキスが肌のバリア機能に関連する遺伝子の発現を活性化し、外的な刺激や乾燥から肌を守る効果があることも確認されました。これにより、ユーザーはより高い美容効果を実感できることが期待されます。
ふきとり化粧水の歴史
ナリス化粧品は1937年に初代ふきとり化粧水「ナリスコンク」を発売し、その後も伝統的なスキンケア理論を背景に、角層の研究を重ねてきました。最初の発売時には、肌に塗るだけではなく「ふき取る」ことで新しいスキンケア方法を提案し、その新しさが大きな話題を呼びました。
今日では、このふきとり化粧水は国内販売シェアNo.1を誇り、毎年豊富な実績を上げています。同社は2025年に向け「ふきとりの日」を記載するなど、さらなる認知度の向上を目指しています。
今後の展望
ナリス化粧品は、この新しい技術を武器に、国内外での市場拡大を期待しており、特に「ふきとり研究プロジェクト」を通じて全世界の人々にこの効果を届けたいという強い動機を持っています。
「日本製の品質の高さは世界でも有名です。私たちナリス化粧品はその一端を担うべく、さらなる研究と開発を続けていきます。」とふきとり研究プロジェクトのリーダー、薮影光洋氏は話しています。
これからのナリス化粧品の動向は、美容業界において注目が集まることでしょう。私たちが日々のケアで使用する製品が、どのように進化していくのか楽しみです。日本発の革新技術が、世界中の人々の美しさを引き出すことを期待しています。