絵本『ぼくのからだ』
2025-12-15 18:34:51

子どもたちの心と体を大切にする絵本『だいじだいじ ぼくのからだ』発売

本書の発売について



2026年1月26日、秀和製薬株式会社から絵本『だいじだいじ ぼくのからだ』が出版されます。この本は、男の子の身体の成長や私的な部分への理解を促す内容となっており、やさしく心に響く物語で構成されています。

この絵本の監修を行ったのは、カズ博多クリニックの院長であり、精通した医療の知識を持つ平山和秀氏です。実際、家庭で性教育を行うことは、大多数の親にとって難しい課題ですが、本書はそれを簡単に、そして親しみやすくしています。

物語の流れ



物語はパパとはるが一緒にお風呂に入るところから始まります。はるは、自分の体に疑問を持ち、「パパのおちんちんと自分のおちんちんはどう違うのかな?」と考えます。物語を通じて、子どもは自分の体の違いや、その大切さを自然に学んでいきます。

パパ的な視点からの説明により、子どもは「おちんちんは成長と共に変化するもの」、「それぞれの体は比べるものではない」と理解し、そのことで心の安心を得ます。この本は、子どもたちが自らの身体を肯定的に受け入れるための手助けをすることを目的としています。

背景と必要性



保護者たちの間で「幼児期からの性教育は重要だが、どうしたらいいのか」という悩みが多くあります。例えば、性器という部位をどのように説明するか、清潔さの保ち方や体の部位の正しい名前についてなど、家庭での会話が少ないために壁を感じている人が多いのです。

この絵本は、そんな親たちの声に応える形で生まれました。「日常の中で、自然に体について話せる本が必要」との願いから、体の重要性を幼少期から教えることができる絵本が少なかったことから企画が始まります。物語によって、親も子どもも自然に学びあえる場を提供することを目指しています。

医師の視点



平山和秀院長は、幼児期の性教育は3〜4歳から始まるべきであり、体の部位を正しい名前で教えることが重要だと語ります。プライベートゾーンを理解させるには、「自分だけが見て触れてよい場所」として認識させることが必要であり、特別な状況で触れることについても教える必要があります。入浴時には、子供に対して優しく洗い、清潔を保つ方法も伝えることが求められます。

本書の特徴と意義



『だいじだいじ ぼくのからだ』の特徴には、比べることの大切さ、プライベートゾーンの概念を視覚的に理解させる工夫が詰まっています。また、医療専門家による監修を受けたケア習慣が自然な流れで学べるように設計されています。

家庭での性教育を始める最初の一歩として、絵本の形で触れるこの内容が、親子にとって安らぎとなることを願っています。子どもたちが、安心して自分のことを話せる場をつくるための貴重な一助となることでしょう。

書誌情報


  • - 書名: だいじだいじ ぼくのからだ
  • - 監修: 平山和秀
  • - 絵: 佐々木一澄
  • - 価格: 1,300円 + 税
  • - 発売日: 2026年1月26日
  • - 判型: A4変形
  • - ページ数: 32ページ(フルカラー)
  • - 発行: 宝島社
  • - ISBN: 978-4-299-07373-0

この本は、親が子どもとともに自分自身の身体について考えるきっかけともなる一冊で、ぜひ手に取ってみてください。


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会社情報

会社名
秀和製薬株式会社
住所
東京都千代田区九段南3-2-3MGビル千鳥ヶ淵4階
電話番号
092-600-4666

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