COMPASSの新展開
2017-03-29 11:00:49
人工知能搭載のタブレット教材「Qubena」開発で教育革命の扉を開くCOMPASS
COMPASSが新たな一歩を踏み出す
株式会社COMPASSは、人工知能を活用したタブレット教材「Qubena」のさらなる発展に向け、取締役副社長CFOに康井義房氏を招聘しました。康井氏の起用に伴い、COMPASSは教育事業の拡大を目指し、総額2.2億円の増資を行ったことを発表しました。この増資は7名の個人投資家を引受先として実施され、2017年2月28日に無事完了しました。
Qubenaの強み
「Qubena」は、生徒がタブレットを通じて回答した内容やそのプロセス、スピード、理解度などの情報を収集、蓄積、解析するAI型教材です。これにより、生徒一人一人に最適な指導内容を提供することが可能となっています。具体的には、理解が深まっていない概念や得意・不得意な分野を分析し、それに基づいた問題を出すことで、効率的な学習を支援します。このシステムは、個々の理解度を向上させるために必要な問題を自動的に提供し続けるため、従来の学び方とは一線を画しています。
康井義房CFOの背景
康井義房氏は、早稲田大学商学部を卒業後、ドイツやカナダ、米国での駐在生活を経て、カナダロイヤル銀行東京支店のジェネラルマネージャーとして帰国。その後、JPモルガン銀行やHSBCでの経験を経て、バークレイズ銀行の商業銀行部門代表を務めました。2015年以降はベンチャー企業での顧問やCFOとして活動し、多数の事業会社での経験を有しています。
康井氏は、「教育の革命が起こりうる未来を目指す教育ベンチャー企業、COMPASSに無限の可能性を見出しました。国境を越えた教育の未来のコンパスになれる企業を仲間たちとともに創り上げていきたい」と、就任にあたる挨拶で語っています。
COMPASSの教育理念
COMPASSは「未来の君に会いにいく」をスローガンに掲げ、教育を通じて子どもたちとともに未来を考える姿勢を大切にしています。18世紀後半にイギリスで起こった産業革命に匹敵するほどの変化が予想される次の30年間に、どのように教育を行っていくかを真剣に考えています。そして、全世界の子どもたちの幸せな未来を追求し続けることを使命としているのです。
まとめ
COMPASSの新たな取り組みは、AI技術を教育分野に融合させた先進的な試みとして注目を集めています。今後、康井義房氏のリーダーシップのもとで、Qubenaがどのようにその可能性を広げ、教育の現場での効果を発揮していくのかが期待されます。COMPASSの進化に目が離せません。新しい教育の形を提案するCOMPASSは、未来の教育を切り開く存在と言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社COMPASS
- 住所
- 東京都文京区小石川2丁目3番23春日尚学ビル3階
- 電話番号
-
03-6805-5829