3月4日、福岡県久留米市の東横INN西鉄久留米駅東口で、日本酒イベント「KURA ONE® Stand」が開催されました。このイベントは宿泊者や地元の方々に気軽に日本酒を楽しんでもらうことを目的としており、参加者ファーストのアプローチが特徴です。
従来の日本酒イベントは、蔵元や参加者が遠方から集まるスタイルが一般的でした。その点、「KURA ONE® Stand」では、宿泊施設の特性を活かし、参加者が手軽に多様な日本酒に触れられる新しい形を提案しています。
このイベントでは、創業360年を誇る天吹酒造の選りすぐりの日本酒や、同社の地域の個性を引き出した「KURA ONE®」など、五種の異なる銘柄が提供され、参加者たちは日本酒の魅力と深さを味わうことができました。
地域の魅力を再発見
東横INN西鉄久留米駅東口の泉支配人は、普段は飲む機会のない日本酒に親しむ貴重な体験ができたと語り、参加者たちも日本酒への理解を深めた様子でした。「日本酒の製造過程や味の違いについて詳しく教わり、ますます日本酒が好きになった」との声もあり、参加者の満足度は非常に高かったようです。
天吹酒造の独自の酒作り
天吹酒造は、1688年から続く酒蔵で、新しい酵母「花酵母」を導入した先駆的な存在です。この酵母は、味や香りに明確な違いを生み出し、多彩な日本酒を実現しています。「KURA ONE® Stand」では、特に人気のある2種の日本酒が自動販売機で取り扱われ、他では味わえない貴重なお酒を楽しむ絶好の機会となりました。
参加者からは「母国の日本酒と全く違う味に驚いた」「こんなにも多様な味わいが楽しめるとは思わなかった」という感想が寄せられました。
オンライン販売のの取り組み
「KURA ONE® Stand」に参加できなかった方々のために、天吹酒造の日本酒のオンライン販売が行われます。東横INN西鉄久留米駅東口セットとして提供される全銘柄は、家庭でも味わえる貴重な機会です。また、地域の酒蔵の魅力を再発見できるこのイベントは、今後さらなる広がりが期待されます。
KURA ONEの取り組み
KURA ONEは、国内外でも評価を得た実力ある酒蔵のお酒を、180mLのアルミ缶に詰め替えた新しい形の日本酒ブランドです。この取り組みにより、従来の瓶の持つ問題を克服し、消費者にとってより手に取りやすい商品にアプローチしています。また、KURA ONEでは地域産品の魅力を発信し、日本酒の国際的なプレゼンス向上にも貢献しています。フレッシュで軽やかな味わいの日本酒が、訪れる人々に楽しさと驚きを提供することでしょう。
まとめ
「KURA ONE® Stand」は、現代のライフスタイルに合った日本酒体験を提供することを目指した画期的なイベントです。今後の開催や更なる展開に期待が寄せられます。ぜひ、福岡の地酒を楽しむ機会を逃さず、おいしい瞬間を共有してください。