日本代表の誇り - 土井克朗がJCIGSC2024での入賞
2024年、オリジナルコーヒーカクテルの大会「ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップ(JCIGSC)」が注目を集めました。参加したUCCコーヒーアカデミーの専任講師、土井克朗氏が見事、第3位に入賞したことが報告されています。
ジャパン コーヒー イン グッド スピリッツ チャンピオンシップとは
この大会は、欧州スペシャリティコーヒー協会が主催する「World Coffee In Good Spirits Championship」に基づき、日本でも毎年開催されています。日本での初開催は2013年で、以来多くのコーヒー愛好家やプロフェッショナルたちが集まり、コーヒーカクテルの技術を競い合っています。
競技者は、限られた時間内にアイリッシュコーヒーを2杯、そして独自にアレンジしたコーヒーカクテルを2杯作り上げ、それを審査員に提出します。生み出されるコーヒーカクテルの味わいや、コーヒーとアルコールの魅力を引き出す技術、さらには競技者それぞれのスタイルや想いが評価されます。
土井克朗氏の競技内容
今年の大会には全国から38名が予選に参加し、その中から選ばれた6名が決勝に進出。土井氏は京都を拠点に活動しているコーヒーの専門家であり、今回の競技では、スペシャルティコーヒーと日本文化を融合させたユニークなコーヒーカクテルを披露しました。彼の作品は、単なる飲料ではなく、そこに込められたストーリーが印象的でした。
土井氏は、コーヒーカクテルの素晴らしさだけでなく、その背景にある知識や情熱を持ってプレゼンテーションを行い、多くの支持を得ました。その結果、第3位という素晴らしい成績を収めることができました。
コーヒーの未来と専門家の役割
「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ」というUCCグループのビジョンに基づき、土井氏は業界の発展に貢献しています。彼のような専門家がコーヒーの可能性を広げていることは、今後のコーヒー産業の成長に欠かせない要素でしょう。
土井克朗のプロフィール
土井氏は2005年にUCCグループに入社し、以来、多くの役職を経てコーヒーアカデミーの専任講師として現在に至ります。彼は店長やエリアマネージャーとして現場を経験し、商品開発や競技会の審査員としても活躍。過去には、2014年のジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップでの優勝経験もあります。
土井氏の競技風景は、YouTubeにて視聴可能です。彼の取り組むコーヒーカクテルの魅力をぜひご覧ください(競技開始は3時間23分55秒から)
こちら。
今後も土井克朗氏の活動から目が離せません。クリエイティブなコーヒーカクテルの数々が、多くのコーヒー好きにインスピレーションを与えることでしょう。