大和エネルフが2025愛知環境賞銀賞受賞環境活動の新たな一歩

環境保全の先駆者、大和エネルフが栄誉の銀賞を受賞

2025年2月13日、大和エネルフ株式会社が名古屋市で開催された2025愛知環境賞の表彰式にて銀賞に輝きました。この受賞は、愛知県が主催するもので、環境保全に貢献する優れた技術や活動を評価する制度です。今回は、45件の応募の中から、選ばれた15件が受賞しました。大和エネルフの取り組みが評価されたことは、企業としての社会的責任を果たす重要な一歩です。

この表彰式には愛知県知事の大村秀章氏も出席され、受賞セレモニーの中で表彰状が授与されました。会場では「サーキュラーエコノミー（循環経済）インパクト・今後の展望―国際的な政策動向から―」というテーマの講演が行われ、参加者は環境問題に関する最新の知識を得る貴重な機会となりました。環境対策がますます求められる現代において、大和エネルフの受賞はその重要性を再認識させるものでしょう。

大和エネルフの取り組みとは

大和エネルフが注力しているのは、サーキュラーエコノミーに基づく資源の循環です。先日も、全日本空輸（ANA）から回収されるストレッチフィルムを資源循環させる事業が注目を集めています。この事業では、ANAが輸送で使用したプラスチックフィルムを回収し、大和エネルフがその運搬を手掛けています。

具体的な流れは次の通りです: 1. ANAが廃棄物から付着物を除去し、プラスチックフィルムを回収します。2. 大和エネルフが空港にて回収し、三陽化学株式会社へ搬入します。3. 三陽化学は回収したフィルムを圧縮し、ペレットとして再生。4. 愛知プラスチック株式会社がこれをゴミ袋に再加工し、最後にセントレアが購入してターミナルビル内に設置します。このプロセスにより、年間20トン以上のプラスチックゴミが適切にリサイクルされることが見込まれています。これにより、空港内の環境負荷が大きく軽減されることになります。

環境意識の高まりと企業の役割

近年、持続可能な社会の実現に向けた取り組みがますます重要視されています。企業もその一端を担うべく、環境保全活動を進めることが求められています。大和エネルフは、そのような社会的な期待に応える形で、今後も環境負荷の低減に向けた活動を続けていきます。

企業の代表者である下別府正樹氏は、「この受賞を励みに、社員一同、さらに努力を続けていく所存です。地域社会に根差しつつ、持続可能な未来を築いていけるように尽力します」とコメントしました。

大和エネルフの取り組みは、今後も地域社会への貢献や、環境保全に向けた意識の高まりにつながることが期待されます。

会社情報

【大和エネルフ株式会社】
所在地：愛知県春日井市
設立：1973年11月
代表者：下別府正樹
事業内容：廃棄物の収集・運搬や、再資源化製品（RPF/CPF）の製造を行っています。また、優良産廃処理業者としての認定を受けており、ISO14001も取得しています。
公式URL
お問合せ先：[email protected]

【J-CIRCULARS株式会社】
所在地：愛知県春日井市
設立：2021年4月
代表者：下別府正樹
事業内容：大和エネルフを始めとする産廃処理企業の持株会社として、循環型社会への貢献を目指しています。
公式URL
お問合せ先：[email protected]