Famieeが事実婚カップル向けに新たな証明書発行を開始
一般社団法人「Famiee」が、事実婚カップル向けにもパートナーシップ証明書の発行を開始しました。この新たなサービスは、ホットリンクがファウンディングスポンサーとして支援しており、特に家庭の多様性を認識し、サポートを強化することを目指しています。現在、日本では同性婚や選択的夫婦別姓が法制化されていないため、同性カップルや事実婚カップルは多くの場面で不利益を被っています。この新しい証明書を通じて、これらのカップルが平等な権利を享受できる環境を整備しようとしています。
背景
Famieeの共同代表である内山幸樹氏は、創業以来、テクノロジーを利用して社会課題を解決する活動に取り組んできた一人です。今回のサービス拡大は2024年に予定されているクラウドファンディングでの支援を受けたもので、1,000万円以上の資金を集め、証明書発行のアプリが開発されています。これにより、異性愛者の事実婚カップルも証明書の対象となり、多様な家族が利用できる環境が整います。
サービスの詳細
この新しい取り組みは、5月13日に厚生労働省の会見室で行われた報告会で発表され、5月15日の国際家族デー前にその重要性が広く知られました。
1. 対象の拡大
Famieeは、このアプリにより同性カップルだけでなく、異性間の事実婚カップルへの証明書発行を開始します。
2. 利用端末の多様化
最近のアップデートにより、iPhoneユーザーだけではなく、Android端末でも利用可能となり、幅広い利用者層を対象にしています。
3. 参画企業の増加
この取り組みにホットリンクを含む20社以上の企業と自治体も参画しており、家族向けサービスの普及を図っています。
Famieeの社会的意義
Famieeは2019年の設立以来、約100の賛同企業や自治体と連携し、不利な状況にあるカップルの社会的認知を深めるための証明書発行に取り組んできました。この新しいサービスは、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の重要性を満たすものであり、正当な家族の権利を強化する一助となるでしょう。
未来への展望
Famieeの活動は、公的な制度の充実を待たずに、民間主体で社会を変える好例とされています。多様な家族が安心して暮らせる社会を構築するため、今後も尽力する意向を示しています。詳細については、公式ウェブサイト(https://www.famiee.org)をご覧ください。
ホットリンクについて
ホットリンクは、SNSへの投稿やソーシャルビッグデータを活用したマーケティング支援を行う企業で、日米での展開が進められています。Web3の領域にも注力し、「HOTTO(ほっと)」できる社会の実現を目指しています。
コンタクト情報
Famiee広報担当 久保田
Email:
[email protected]
URL: https://www.famiee.org