岡山で開催される国際協力イベントについて
2025年10月28日(火)に、岡山市のゆうあいセンターにて、国際協力イベント「気候変動と国際協力:ホンジュラスとマダガスカルの現場から」が開催されます。このイベントでは、気候変動が農業や食料、健康に与える影響をテーマに、ホンジュラスとマダガスカルの現場で実際に活動しているスタッフが生の声を紹介します。オンライン参加も可能なので、多くの方に気軽に参加していただけます。
イベントの詳細
- - 日時:2025年10月28日(火)19:00~20:30
- - 会場:ゆうあいセンター研修室(岡山市)、及びオンライン(Zoom)
- - 参加費:無料
- - 登壇者:
- AMDA社会開発機構スタッフ
- ホンジュラス駐在員(一時帰国中・会場登壇)
- マダガスカル駐在員(オンライン登壇)
今回のイベントは、主に二つの内容から成り立っています。まずホンジュラスの報告では、同国での持続可能な農業の実践やアグロフォレストリー、学校や家庭菜園の普及に向けた取り組みが紹介される予定です。そして、マダガスカルに関しては、過酷な干ばつや森林減少が農業生産に及ぼす影響を考察し、現地の農業支援の最新の様子が報告されます。
ホンジュラスからの報告
ホンジュラスでは、干ばつや豪雨、ハリケーンの影響を受け、農業が不安定になっています。この局面で、特に小規模農家や農村の住民が大きなダメージを被っています。AMDA社会開発機構は、地域の食料安全保障を確保するため、アグロフォレストリーの導入や学校・家庭菜園の拡充に取り組んできました。これらの活動により、地域住民の栄養改善にも寄与しています。一時帰国中のスタッフが、現地の成果と課題を生の声を通じて報告します。
マダガスカルの現状と取り組み
一方のマダガスカルは、環境的な要因が非常に厳しく、特に南部では過去40年間で最悪の干ばつが続き、収穫が全滅する事態を招いています。国連世界食糧計画(WFP)は、現在の状況を憂慮し、飢饉リスクが高まっていると警告しています。現地駐在員がオンラインで参加し、こうした背景のもとで行われている農業支援の取り組みが紹介される予定です。
グループディスカッション
イベントの後半には、日本の地域づくりや教育現場に活かせるヒントを探るためのグループディスカッションも行います。この機会に、参加者同士が意見交換し、新たな視点を得られることを目指しています。
SDGsネットワークおかやまの活動
主催であるSDGsネットワークおかやまは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、岡山地域の団体や企業、行政、市民が連携し、情報の共有と協働を促進しています。地域の課題解決と持続可能な社会の実現に向けて、さまざまなイベントや学びの場を提供しています。
申し込み方法
参加方法は簡単です。下記の詳細ページからお申し込みいただけます。
この機会にぜひ、気候変動と国際協力の重要性についての理解を深め、現地の人々の声を聞くためにご参加ください。
お問い合わせ
特定非営利活動法人AMDA社会開発機構
山上正道(やまがみせいどう)
TEL:086-232-8815
E-mail:
[email protected]