ピクセラの新製品「Xit Base」とその開発背景
2021年11月17日、株式会社ピクセラが新製品「Xit AirBox」と「Xit Base」のオンライン発表会を開催しました。こちらのイベントでは、業界初となる「クラウド録画」を実現したワイヤレステレビチューナー「Xit AirBox」と、さらに進化した新モデル「Xit Base」が紹介されました。この発表後、24時間でMakuakeの目標金額を達成したことからも、製品への期待が伺えます。
業界初の技術を投入した新製品
発表会ではピクセラ代表取締役副社長の藤岡毅氏が登壇し、新製品の特長や今後の展望について語りました。「Xit Base」は、これまでの39年の経験を生かしたテレビチューナーとして、家庭でのAV体験を大きく向上させる力を持っています。特に、録画データをクラウドに保存できる新機能は、これまでの常識を覆すもので、無駄なストレージコストを削減することが可能になります。
クラウドサービスとの連携
「Xit AirBox」には、フレックステック株式会社のクラウドストレージ「TeraBox」が関与しており、これにより録画したコンテンツをどこでも楽しめるようになるのです。クラウド録画による利便性は特筆すべき点で、録画するための外付けハードディスクを必要としません。視聴者がインターネット接続を介して、視聴している場所やデバイスを選ばないスタイルを実現しています。
二つの製品の特徴
Xit AirBox
- - 価格: 18,800円(税込)
- - サイズ: 約35mm(W)×115mm(D)×123mm(H)
- - 特徴:
1. 家庭のルーターに接続するだけで、地上・BS/110度CSデジタル放送が視聴可能。
2. 業界初のクラウド録画に対応し、手間いらずな録画が実現。
3. USB接続による通常のハードディスク録画も可能。
Xit Base
- - 価格: 29,800円(税込)
- - サイズ: 縦置き約74mm(W)×160mm(D)×178mm(H)
- - 特徴:
1. 最大3600時間、2番組同時録画が可能な強力なチューナー。
2. これまでのデータ管理を一元化し、ユーザビリティを向上。
3. スマートフォンアプリには「ながら見」機能も搭載。
トークセッション:おうちエンタメの未来
発表会では藤岡氏とpopIn株式会社の程涛社長が「今後のおうちエンタメ」をテーマにトークを展開しました。二人は、コロナ禍の影響でおうち時間が増加したことから、テレビの視聴需要が拡大していると指摘しています。
これからは、ネットでの放送が一般化し、テレビとデジタルの融合が加速されることが予想されます。
ピクセラの未来に向けて
今後も、株式会社ピクセラは最先端の技術を引き続き導入し、ユーザーが求めるエンタメ体験を提供していく方針です。藤岡氏は、両社の協力により「驚くようなエンタメ体験」を創造していきたいと意気込みを語りました。
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