未来の森づくりを目指すユーカリ植林ファンドの募集開始

ユーカリ植林ファンドが新たな挑戦を始める

ミュージックセキュリティーズ株式会社（東京・千代田区）は、持続可能な経済成長と日本の森林保全を両立させる新たなアイディアとして「10年後の未来を育てるユーカリ植林ファンド」の募集を開始しました。このファンドは、ユーカリを使って環境負荷を減少させることを目的とし、木材チップを通じた再生可能エネルギーの供給にも寄与します。

ユーカリの育成プロジェクト

本ファンドでは、成長が早いユーカリの木を植林し、約10年間それを育てる過程を経て、木材チップとして製品化します。投資家は、出資した資金でユーカリを育て、最終的にはその売上を受け取ることができます。さらに、参加者は以下の特典も受けることができます：

- オンライン報告会を通じて植林したユーカリの成長を確認
- ユーカリの葉を使ったリース作りセットのプレゼント

このように、参加者が育てる過程に関与できる魅力的な要素が満載です。

株式会社レックの理念

また、同じく持続可能な未来を目指している株式会社レックは、太陽光発電事業から林業へシフトしています。彼らの目的は、「経済合理性の追求からの脱却」「雇用創出」「森林保護」の実現です。特に、日本の森林問題の原因の一つとされる「放置林」に着目し、伐採後の土地に成長の早いユーカリを植林することで、再生サイクルを維持しようとしています。

再生可能エネルギーの供給

加えて、育てたユーカリは木材チップに加工され、バイオマス燃料として販売されます。この技術により、再生可能エネルギーの供給と林業のサステナビリティを両立させることが可能になります。このプロジェクトが成功することで、日本の森林保全活動が促進され、地域の雇用創出にも寄与するでしょう。

参加方法とファンドの詳細

本ファンドの名称は「10年後の未来を育てるユーカリ植林ファンド」で、募集は2025年2月28日から8月31日まで予定されています。出資は1口32,400円、内訳は30,000円が出資金、2,400円が取扱手数料となっています。募集金額は15,120,000円で、目標は「稼げる林業」を創出することによって林業従事者を増やし、日本の森林を守ることです。