パソコンログインの安全性強化を実現する新製品『アプリップリキー』
株式会社アプリップリは、2025年8月18日より、パソコンのログイン画面に二段階認証(多要素認証、MFA)を追加する新製品『アプリップリキー』を正式にリリースします。この新しいアプローチは、現代のデジタル化社会におけるセキュリティの課題に立ち向かうものです。
デジタル社会のセキュリティ盲点
企業のデジタル・トランスフォーメーションが進む中、個人情報や機密情報の扱い方はますます重要になっています。しかし、その一方で、IDやパスワードの流出やPCの紛失による情報漏えい事件が多発しています。従来のセキュリティ対策は、主にインターネット接続後のログインに焦点を当てていましたが、『アプリップリキー』はログイン画面そのものに二段階認証を加えることで、セキュリティを根本から強化します。
玄関に鍵をかけるという新しい発想
この製品は、従来のセキュリティが「マンション内の各部屋に鍵を掛ける」方式に対し、PCログインという“入口”に鍵を掛けるべきだという考え方に基づいています。これにより、「PCは誰でも触れるもの」という前提を覆し、「本人以外は操作できない」という新たな常識を実現します。
中小企業にも優しい導入の特長
従来の法人向けの多要素認証製品は、サーバーの設置や特別な機器の導入が必要で、コストが高くなることが多かったのですが、『アプリップリキー』は以下の特長により、誰でも導入しやすくなっています:
- - スタンドアロン運用: サーバー不要で、オフライン環境でも使用可能。
- - 簡単な設定: スマートフォンの無料アプリを利用し、設定は最短5分で完了。
- - 強力な暗号化: AES-256による高水準の暗号化技術を採用。
価格は、月額600円(税抜)で、初期費用は8,000円(税抜)です。これにより、中小企業でも手軽に導入できる環境が整います。
今こそ『アプリップリキー』が必要な理由
最近のサイバー攻撃はますます巧妙化しており、一度侵入を許可すると認証情報が広がり、被害が後を絶たない状況です。特に中小企業や士業、医療機関など、重要なデータを扱う業者ほど、入口対策の強化が急務とされています。J-SOX法やサイバーセキュリティ経営ガイドラインでも、サプライチェーン全体の安全確保の重要性が求められています。『アプリップリキー』によって、さらなる安全性を確保することが可能です。
TOTP方式による高い認証力
『アプリップリキー』は、タイムベースワンタイムパスワード(TOTP)方式を採用しています。この方式は、30秒ごとに新しいパスワードが生成されるため、中間者攻撃やフィッシングのリスクを大幅に低減します。FIDOアライアンスや米国標準技術研究所(NIST)でも、この手法が高く評価されています。
想定される導入先
主に以下の業種で導入が期待されています:
- - J-SOXやPマーク、ISOを取得する企業
- - 税務、労務など機微情報を扱う士業
- - 教育・医療機関等、個人情報を多く扱う公共意義の強い組織
企業の信頼性を守るためには、「このPCは私しか使えない」ことを証明することが不可欠です。
販売情報
『アプリップリキー』は2025年8月18日から販売開始され、定期的な月額課金制で提供されます。初期費用は一度限りの支払いで、以降は月々の料金が発生します。
詳しい情報は、公式サイト(
アプリップリ公式サイト)をご覧ください。
会社概要
- - 会社名: 株式会社アプリップリ
- - 所在地: 福岡県嘉麻市
- - 代表者: 有田 栄公
- - 事業内容: ITソリューションの開発・販売およびクラウドセキュリティサービス