名古屋とマイスターの連携
2025-01-15 10:30:31

名古屋国際工科専門職大学とマイスターが連携し新時代の人材育成へ

名古屋国際工科専門職大学とマイスターエンジニアリンググループが連携



名古屋国際工科専門職大学(名古屋市中村区)とマイスターエンジニアリンググループ(本社:東京都千代田区)は、電気およびデジタル分野での人材育成に関する連携協定を締結しました。この協定は、2025年12月10日に行われたもので、当プロジェクトでは学生に対する教育プログラムや実践的な研修機会が提供されます。この取り組みは、日本のみならず世界的にも注目される「モノづくりエリア」としての東海地区から、より高度な技術者を輩出することを目的としています。

背景と目的



近年、日本の産業と社会インフラは老朽化が進み、「2030年クライシス」という言葉が示すように、深刻な危機に直面しています。特に、電気や機械設備のメンテナンスを行う技術者の不足が顕在化しており、このままではインフラの維持が難しくなる可能性があります。この状況において、マイスターエンジニアリンググループと名古屋国際工科専門職大学は、共に「電気×デジタル」分野の専門家を育成し、持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。

本協定では、デジタル技術を学ぶ学生への支援として、これまでにない実践教育プログラムが提供されることに加え、学費に関する免除制度も導入される予定です。

具体的な連携内容



1. 実践的学習プログラムの提供


学生が電気領域の実務を学ぶ機会を増やすため、マイスターエンジニアリンググループは実践的な研修プログラムを提供します。このプログラムには、実機を使った教育が含まれており、学生たちは実際の業務に即したスキルを身につけることができます。

2. 企業との連携による最新の施設提供


マイスターエンジニアリンググループが設立したME技術センターでは、最新の研究施設や大規模研修設備が整っており、最高レベルの教育環境が用意されています。これにより、参加する学生たちは実践的な研修を通じて、即戦力としての能力を高めることが期待されています。

3. 学費免除制度の導入


学生をさらに支援するために、キャリア形成に役立つ学費免除制度も導入されます。これにより、多くの学生がこのプログラムにアクセスしやすくなり、経済的な負担を軽減することができます。

各機関のコメント


名古屋国際工科専門職大学 中谷広正学部長の見解


「本学は『社会とともにあるデザイナー』を目指した教育理念のもと、学生が専門性を持ちながら総合的な視野を持つことができるようなプログラムを展開しています。この度の連携を活用し、地域のみならず日本全体のモノづくりに貢献する人材が育成できることを希望しています。」とのこと。

マイスターエンジニアリンググループ 古今敬之取締役の見解


「少子高齢化が進む中、超重要インフラのメンテナンスを支える人材育成は喫緊の課題です。本協定が、未来の日本社会を支える技術者の誕生につながることを期待しています。」と語りました。

未来を見据えた共同の取り組み


今後の産業界にとって、デジタル技術を用いた人材育成は避けて通れない道です。この協定を契機に、産学連携強化を図り、新たな技術の習得と実践的な教育が加速されることを願っています。地域に根ざした教育機関と企業が手を携えることで、次世代の技術者の育成が進むことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社マイスターエンジニアリング
住所
東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー15階
電話番号
03-6756-0311

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