飲食店限定マガジン「terra」が文学フリマ東京41に出展！

「terra」が文学フリマ東京41に登場！

2025年11月23日（水・祝）、東京ビッグサイト南1-4ホールにて開催される「文学フリマ東京41」に、飲食店限定フリーマガジン「terra」が初めて出展します。これまで約150の飲食店で配布されてきた「terra」が、ついに多くの読者に直接手に取ってもらえる機会を迎えます。

「文学フリマ」とは？

「文学フリマ」は、作り手が自身の信じる文学を自らの手で販売する即売会です。参加者は、自分の作品を通じて表現し、販売することができます。そこに集まるのは、さまざまな創り手たちの情熱や想いが凝縮された作品です。

話題の「terra」

「terra」は、2021年に創刊されたフリーマガジンで、日本の酒文化を創り上げている人々の想いを伝える読み物として親しまれています。これまでの発行部数は累計4.7万部に達し、全国の飲食店を通じて多くの人々にその内容を届けてきました。

「お酒のむこうに、人がいる。」をテーマに、日本各地でお酒文化を育んでいる人々の取材を行い、彼らの心温まるストーリーをマガジンに盛り込んでいます。今回の出展は、そんな「terra」が一般の読者に開かれる重要なステップなのです。

背景と現代の酒文化

近年、厚生労働省の調査によると、定期的に飲酒する習慣を持つ人々の割合が減少しています。1989年には51.5％だった男性の習慣飲酒者が、2019年には33.9％にまで減少。この現状を踏まえ、terraはお酒を単なる嗜好品として捉えるのではなく、その背後にある文化と物語を掘り下げ、その魅力を読者に届けようとしています。

出展内容と見どころ

当日ブースでは：

- 最新号「terra vol.06「愛の流れは絶えずして」を含む過去号を販売・配布
- 限定個数で全巻セットの購入者にオリジナルコースタープレゼント
- 編集長・大島有貴がブースに常駐し、直接お話しする機会
- 今後の刊行予定や読者参加型企画の案内、限定メーリングリストへの招待

このように、会場では「terra」にまつわる多様な体験を楽しむことができます。お酒を中心に展開される文化の豊かさを、直接感じていただける特別な場となることでしょう。

編集長の思い

編集長である大島有貴氏は、「日本のものづくりには素晴らしい歴史と伝承の文化がある」と語ります。単なる商品ではなく、その背後には必ずストーリーがあると強調し、「目の前の一杯」、さらには私たちの日常生活の中にあるすべてのものに対する理解と感謝の気持ちを育むことが、より良い社会を作るための第一歩であると意義を感じています。