麻布大学サイエンスカフェの開催について
麻布大学が主催するサイエンスカフェ、「ヒトと動物の健康社会をめざす動物共生科学」が、8月4日(日)に開催されます。今イベントでは、ヒトと動物がいかに共生していくかを探求するため、研究者との対話を通じて学びを深める絶好の機会です。
イベントの目的と背景
麻布大学は、地球共生系「One Health」という理念を基に、ヒトと動物の共生についての教育・研究を推進しています。この理念は、2016年度に文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に採択された後、具体的な研究プロジェクトを立ち上げる原動力となっています。今回のサイエンスカフェでは、この研究プロジェクトの概要と、3つのテーマについて分かりやすく説明します。
プログラム内容
日時と会場
- - 日時: 2019年 8月4日(日)15時40分~17時
- - 会場: 麻布大学カフェテリアさくら(神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71、JR横浜線矢部駅から徒歩4分)
対象者
高校生や保護者、高校教員、一般市民など、どなたでもご参加可能です。
プログラム詳細
- - パート1: ブランディング事業の全体像について、広報担当の福井智紀准教授が解説します。
- - パート2: 各研究分野の代表者が、以下の3本柱について紹介します。
1. 社会分野の代表者: 菊水健史教授(獣医学部 動物応用科学科)
2. 遺伝子分野の代表者: 上家潤一准教授(獣医学部 獣医学科)
3. 微生物分野の代表者: 阪口雅弘教授(獣医学部 獣医学科)
- - パート3: カフェタイムでは、各テーブルにて参加者が研究者と自由に会話する時間が設けられています。気軽に質問や意見を交わしながら、深い知識を得ることができます。
動物共生科学の研究
麻布大学は、「動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現~地球共生系『One Health』~」というテーマで、8つの研究プロジェクトを進行中です。具体的には、ヒトと動物間の認知的インタラクション、微生物のクロストーク、共進化遺伝子の同定などを探索しています。
オープンキャンパスとパネル展示
当日のオープンキャンパスでは、会場内でのパネル展示も行われます。多くの来場者に知識を深めてもらえるよう、魅力的なプログラムが企画されています。サイエンスカフェの参加は、動物と人間との新たな関係性を考える良いきっかけとなります。興味のある方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
麻布大学のサイエンスカフェは、日頃の疑問を解消し、動物との関わりについて新たな視点を得る貴重な体験となります。また、研究者との直接対話を通じて、さまざまな知識を吸収できる機会です。ぜひ、この機会に参加してみてください。