ヒュッゲサークル宇賀渓
2020-06-30 14:01:52
三重県いなべ市に誕生する新たなキャンプ施設「ヒュッゲサークル宇賀渓」について
三重県いなべ市の新たなキャンプ施設「ヒュッゲサークル宇賀渓」
三重県いなべ市の宇賀渓に、北欧のヒュッゲの精神を込めたキャンプ施設「ヒュッゲサークル宇賀渓」の実施設計がスタートしました。このプロジェクトは、従来の施設を解体した後、サステナブルな理念を基にした新しい施設の建設を目指します。
宇賀渓は、そんな新たなキャンプ場の登山口として長年利用されてきましたが、今後はより地球環境への配慮を重視した施設が登場します。設計チームは「サーキュラリティ」(循環性)をテーマに、無駄を排除し、生活の持続可能性を確保するためのアイデアを活かした設計を進めています。
ヒュッゲの哲学
「ヒュッゲ」とは、居心地の良さや人々のつながりを重視する北欧の文化ですが、この概念は単に快適さを追求するだけでなく、参加者同士や自然との一体感をも意味します。設計チームは、このヒュッゲの概念をもとに、来場者が共に楽しみ、感謝し合う空間を作り出すことを目指しています。
円形のデザインがこのプロジェクトの中心に据えられている理由の一つは、円が持つ親しみやすさと自然のサイクルについての象徴性です。古代の集落でも利用されていたこの形状は、訪れる人々に暖かさを感じさせ、自然との一体感を育む重要なモチーフとなっています。
施設の特徴
「ヒュッゲサークル宇賀渓」には、以下の4つのデザインテーマが設けられています。
1. 日常的な一緒性
ヒュッゲの概念に基づいた活発で社交的なキャンプ体験を提供し、来訪者が自然の中で絆を深める機会を作ります。
2. 誰も置き去りにしない
すべての利用者がサステナブルな環境の中で安心して楽しめるよう、国連のSDGs(持続可能な開発目標)を考慮した設計が進められます。
3. 自然の中で健康的に
来訪者が自然を感じながら、多様なアクティビティに参加できる環境を整えます。
4. 足跡を残さない
環境への影響を最小限に抑えるために、無毒性で持続可能なリソースを用いた設計が施されます。
結びにかえて
この新しいキャンプ施設「ヒュッゲサークル宇賀渓」は、ただの遊び場ではなく、地球と共生しながら人々がつながるための重要な場所になることでしょう。自然と人間、そしてコミュニティのつながりを体感できるこの場所で、多くの人々が心豊かな時間を過ごすことが期待されています。これからの進展が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
Structured Environment 株式会社
- 住所
- 東京都港区西麻布2-24-12-201岡部ビル
- 電話番号
-
03-6712-6425