手話のまち東京祭
2025-04-30 12:22:13

2025年に開催される「手話のまち東京国際ろう芸術祭」新プログラム発表

手話のまち東京国際ろう芸術祭2025第一弾プログラム発表



一般社団法人日本ろう芸術協会が2025年に東京都杉並区で開催する「手話のまち東京国際ろう芸術祭2025」の第一弾プログラムを発表しました。このフェスティバルは、手話や視覚言語を中心にした国内で唯一の国際舞台芸術フェスティバルとして、国境や言語、文化を越えて「目で観る舞台芸術」を楽しめる場となっています。演劇や映画を通じて手話やろう文化の魅力を広めることを目指し、多様な文化交流の機会を提供します。

開催日は2025年11月6日(木)から11月9日(日)にかけて行われ、会場は座・高円寺などとなっています。今回発表されたプログラムには、非言語的な演劇や即興形式の手話バトル「SIGN SLAM」、さらに手話の専門家によるパネルディスカッションなど、多様なプログラムが用意されており、聴者とろう者が共に楽しむことができる場が設けられます。

特に注目を集めるのは、カンパニーデラシネラの小野寺修二氏が演出するノンバーバル演劇や、アメリカ発祥の「SIGN SLAM」です。これにより、手話を通じた表現の新しい可能性が探索され、観客は手話文化を視覚的に理解できる体験を得ることができます。また、阿波おどりを取り入れた「手話のまち連」パフォーマンスなども予定されており、さまざまな文化が融合したパフォーマンスが楽しめます。

杉並区では手話に対する認知が徐々に広がってきていますが、未だにろう者・難聴者が社会参加する機会には多くの課題が残されています。このような状況の中で、手話のまち東京国際ろう芸術祭2025は、手話による演劇やパフォーマンスを通じて、ろう文化への理解を促進し、参加者に楽しんでもらうことを目指しています。

また、今回のプログラムには、観客が直接参加できる体験型演劇「異言語イマーシブシアター」や、日本手話・国際手話・日本語が交錯する独自の体験も用意されています。これにより、観客は物語の一部となり、手話の面白さを直に感じることができるでしょう。

チケットは2025年5月17日(土)に発売予定で、ドラマに関心のある方々にとっては大変期待されるイベントとなっています。さらに、第二弾プログラムの発表も夏頃を予定しているため、今後の発表が非常に楽しみです。

手話の魅力を発信し、さまざまな文化との交流を促進する東京国際ろう芸術祭2025。この機会に新たな視点から「ろう文化」を楽しんでみてはいかがでしょうか。日本全体で手話に対する関心を高める一つの大きなきっかけとなることでしょう。参加することをぜひお勧めいたします。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ろう芸術協会
住所
東京都台東区谷中3-24-1野口ビル1-A「5005」
電話番号
080-7959-1031

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