「みどりGXラボ」設立
2024-07-08 16:18:44

持続可能な食と農の実現へ!日本農業新聞が「みどりGXラボ」を設立

環境問題への意識高まる中、農業の持続可能性が問われる



地球温暖化による異常気象や自然災害の増加は、世界中で深刻な問題となっています。食と農に関わる分野においても、環境との調和、脱炭素化が急務であり、農業の持続可能性が大きな課題として浮上しています。

多様な主体が集結!「みどりGXラボ」始動



この課題解決を目指し、株式会社日本農業新聞が立ち上げたのが、コンソーシアム「みどりGXラボ」です。2024年7月3日に設立された同ラボは、農業者だけでなく、JA、自治体、研究機関、企業、消費者など、食と農に関わるあらゆる個人・法人が参加できるオープンなプラットフォームです。

「みどりGXラボ」の活動内容



「みどりGXラボ」では、以下の活動を通じて、持続可能な食と農の実現を目指します。

月1回のオンラインセミナー: 生産現場の先進事例や最新の動向に関する情報を共有し、参加者同士の学びを深めます。
会員交流会: 年2回、会員同士の交流会を開催し、ネットワーク構築を促進します。
ビジネスマッチング: 課題を抱える生産現場と、解決策を提供できる企業とのマッチングを支援します。
みどりGXサミット: 年1回、成果発表会を開催し、活動成果を広く発信します。
オリジナル調査: 持続可能な食と農に関する調査を実施し、新たな知見を創出します。
情報発信活動: 日本農業新聞や「みどりGX新聞」を通じて、活動内容や最新情報を発信します。
みどりGXツアー: 先進的な取り組みを行っている現場を視察し、学びを深めます。

具体的な取り組み例



J-クレジット制度の活用: 8月7日には、第1回セミナーとして「脱炭素~J-クレジット制度の今~」を開催。水稲の中干し延長によるJ-クレジット制度の活用事例や、同制度を活用した企業の取り組みについて学びます。
* 化学肥料削減: JAFukushima未来では、みどり戦略担当者の配置や適正施肥による化学肥料削減に向けた土壌分析センターの設置など、具体的な取り組みを進めています。

今後の展望



「みどりGXラボ」は、参加者同士の連携を強化し、現場の課題解決を促進することで、持続可能な食と農の実現に貢献していきます。農業関係者だけでなく、消費者も積極的に参加することで、環境問題に対する意識を高め、未来への持続可能な社会を築くための取り組みを加速させることが期待されます。


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