SPS 2024: CodeMeter活用事例
2024-11-12 17:15:42
産業オートメーションのセキュリティとライセンシング:Wibu-SystemsがSPS 2024でCodeMeterの活用事例を紹介
産業オートメーションのセキュリティとライセンシング:Wibu-SystemsがSPS 2024でCodeMeterの活用事例を紹介
近年、産業オートメーション分野では、IoTやAI技術の導入が進み、システムの複雑化に伴い、セキュリティ対策の重要性が高まっています。同時に、ソフトウェアのライセンス管理も、収益化や不正利用防止において欠かせない要素となっています。こうした状況の中、ドイツのセキュリティ企業であるWibu-Systemsは、産業オートメーション分野におけるソフトウェア保護とライセンシングの重要性を示すため、2024年11月12日から14日にドイツ・ニュルンベルクで開催されるSPS 2024で、CodeMeterの活用事例を紹介するガイドツアーを開催します。
ガイドツアーでは、B&R社、CODESYS社、KEBA社、Kistler社、TTTech Industrial社など、主要な企業がCodeMeterを活用して、知的財産保護とセキュリティ強化を実現する方法を紹介します。
具体的な事例として、以下の点が挙げられます。
B&R社: マシンオートメーションの主要企業であるB&R社は、同社のTechnology GuardingにCodeMeterを統合することで、ハードウェアとソフトウェアを不正アクセスや改ざんから保護しています。CodeMeterをAutomation Studio開発環境に搭載することで、ライセンスを付与されたソフトウェアのみがシステム上で実行されるようになります。
CODESYS社: IEC61131-3準拠のオートメーションソフトウェアで有名なCODESYS社は、同社のSoftPLCとVirtual PLCにCodeMeterを統合することで、ソースコードや関数、ライブラリを保護しています。開発環境にCodeMeterを組込むことで、権限を持つユーザのみがアプリケーションを実行できるようになり、知的財産をリバースエンジニアリングや漏洩から保護しています。
KEBA社: 産業およびエネルギー分野で事業を展開するKEBA社は、IP保護とライセンシングを目的として、SAPとCodeMeterを統合しています。AxProtectorにより、PCとインテリジェントデバイスの両方のソフトウェアを保護することで、トライアルライセンスの提供から簡単に永久ライセンスへのアップグレードを実現しました。
Kistler社: 自動車や航空産業向けの精密測定技術の分野で世界をリードするKistler社は、CodeMeterを使用して、PCや組込みシステム上で動作する動的測定ソフトウェアを保護しています。これにより、ソフトウェアへの不正アクセスを防止するだけでなく、ユーザーのニーズに合わせてソフトウェアの機能をカスタマイズできる柔軟なライセンシングモデルを実現しています。
TTTech Industrial社: IIoTソリューションのパイオニアであるTTTech Industrial社は、NERVEプラットフォームを保護するためにCodeMeterを統合することで、多様な産業エッジ環境において、安全なデータフローとアプリケーション管理を実現しました。NERVEプラットフォームは、堅牢なライセンス管理のためにCodeMeterを活用し、産業オートメーションとエッジコンピューティングのための安全かつ信頼性の高いフレームワークを提供しています。
ガイドツアーは、SPS 2024のWibu-Systemsブース(ホール6・ブース#428)からスタートします。
開催日時:
11月12日(火)午後3:00~4:30(ドイツ時間:CET)
11月13日(水)午前10:00~11:30(ドイツ時間:CET)
11月14日(木)午前10:00~11:30(ドイツ時間:CET)
ガイドツアーでは、CodeMeterのユーザー企業と実際に接し、CodeMeterを活用してソフトウェアを保護する方法を学び、業務を効率化させる柔軟なライセンシングモデルを理解することができます。
CodeMeterは、産業オートメーション分野におけるセキュリティとライセンシングの課題解決に貢献する、重要なソリューションです。
Wibu-SystemsのCEO兼共同創設者であるオリバー・ウィンジェンリート氏は、「セキュリティとライセンシングは、未来の産業オートメーションを支える鍵となります。私たちは、業界リーダーとの連携により、CodeMeterを使用したIPの保護と業務の最適化を支援します。SPS 2024では、イノベーションの促進と、重要なオートメーションシステムの保護に、CodeMeterテクノロジーがどれほど効果的であるか、ガイドツアーでご紹介します。」と述べています。
イベントの詳細については、Wibu-Systemsのイベントページをご覧ください。
https://www.wibu.com/jp/events-detail/detail/sps-2024.html
Wibu-Systemsについて
Wibu-Systemsは、最先端のサイバーセキュリティとソフトウェアライセンスライフサイクル管理におけるグローバルリーダーです。同社は、デジタル資産に組み込まれた知的財産を保護し、技術ノウハウの収益化の機会を拡大する、グローバルで特許取得済みのセキュリティ・ソリューションを提供しています。ソフトウェアパブリッシャーやインテリジェントデバイスメーカーを対象に、同社の包括的な製品群の相互運用可能なハードウェアおよびソフトウェアモジュールは、主要なプラットフォームや多様な業界にわたって、海賊版、リバースエンジニアリング、改ざん、妨害行為、サイバー攻撃から保護します。
注釈
Blurry Box®、CmReady®、CodeMeter®、SmartBind®、SmartShelter®、および Wibu-Systems® は、WIBU-SYSTEMS AGの登録商標です。
メディア掲載用の画像リソースはこちらに用意しています。 https://www.wibu.com/photo-gallery.html
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