カップ焼きそばの人気ブランドが明らかに
LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」による調査が、この度発表されました。この調査は700万人以上のアクティブなパネルを基盤として行われ、全国の10~60代の男女を対象にしたものです。カップ焼きそばに対する食べる頻度やお気に入りのブランドについて、幅広い世代から意見が集まりました。
カップ焼きそばの食べる頻度
調査によれば、カップ焼きそばを「月に1日以上食べる」と答えた人は4割台半ばに達しています。この数値は年代によってばらつきがあり、特に10代では52%が月に1日以上食べていると回答しました。逆に「まったく食べない」と答えた人は全体で約10%でしたが、10代に限るとその割合は18%に上ります。これは、若年層の間でのカップ焼きそばへの関心の高さと、逆に年齢と共にその好みが薄れる傾向を現しています。
何よりも興味深いのは、男性の方が女性よりもカップ焼きそばを食べる頻度が高く、20代男性に至っては6割を超える割合となっています。
好ましいカップ焼きそばブランド
次に、調査のハイライトとも言える「好きなカップ焼きそばのブランド」に関する結果が公布されました。全体で人気を集めたラインナップは、「日清食品 日清焼そばU.F.O.」と「ペヤング ソースやきそば」の2つです。この2ブランドはそれぞれ、4割前後の支持を受け、堂々のTOP2を獲得しました。
年代別に見ると、基準1位の「日清焼そばU.F.O.」は20代を除く全ての年代で人気が高く、特に50代では4割以上が支持しているという結果が出ています。一方で、20代は「ペヤング ソースやきそば」が1位となり、年代に応じた明確な嗜好の違いが見え隠れします。
地域別の人気ブランド
地域別の結果も非常に興味深いものです。たとえば、北海道では「マルちゃん やきそば弁当」が圧倒的な人気を誇り、85%もの人がこれを支持しています。また、東北地方では地域限定の「マルちゃん 焼そばバゴォーン」が上位に食い込んでおり、関東では「ペヤング ソースやきそば」が5割以上の支持を得ています。
このように、カップ焼きそばの人気は全国的に見ても明確な差が存在し、地域限定の新商品や独特の味が各地で愛されていることが浮き彫りとなりました。
調査結果のまとめ
全体として、「日清食品 日清焼そばU.F.O.」と「ペヤング ソースやきそば」が支持されつつも、地域特性や年代による嗜好の違いが顕在化した今回の調査結果。カップ焼きそばは食文化の一部としての役割を担っており、ますます多様化していくことでしょう。
詳細な調査結果については、LINEリサーチの公式メディア「リサーチノート」で公開されていますので、興味のある方はそちらもぜひご覧ください。