グアムの新たなアートプロジェクト
グアム政府観光局(GVB)は、地元アーティスト、リー・ヒウラ・サン・ニコラス氏の協力を得て、島内5か所でウォールアートを制作しています。この取り組みは、グアムの美しい街並みをウォールアートで彩ることを目的としており、地域の魅力を引き出す新しい観光スポットとして期待されています。アートイベント「パウ!ワウ!グアム」や「ガックスーグアムアート・エギジビット」を通じて、GVBは地域アーティストの支援を行ってきた実績があります。
壁画の魅力と目的
GVBのプレジデント&CEOであるピラー・ラグアニャ氏は、「私たちは、訪問者や地元住民が楽しめる新しいアトラクションを提供できることを誇りに思っています」と述べています。これにより、グアムの文化や歴史を表現する壁画が、観光客や地域の人々に愛されることを目指しています。
すでに完成した壁画は、アニグア村にある大きなココナッツクラブとハイビスカスの花をバックにしたチャモリータの少女が描かれています。これらの作品は、グアムの多様な魅力を伝えると同時に、観光客に写真撮影の新たなスポットを提供しています。
アーティストの情熱
アーティストのリー・ヒウラ・サン・ニコラス氏は、現代美術と融合した独自のスタイルを持ち、島の文化を視覚的に表現しています。大学では教養芸術を専攻し、独自のアイランド・ストリートスタイルを追求している彼は、若い世代のアーティストたちへの影響を大切にしています。「私の作品は、グアムへの愛を表現するものです。アートは運動であり、多くの人にその魅力を伝えたい」と彼は語っています。
完成までの過程
現在、 GVの壁画プロジェクトは進行中で、さらなる作品が制作される予定です。次回はパセオ・デ・スザナ公園近くで次の作品が描かれる計画です。そして、最後の二つの壁画の位置については、まだ決定されていませんが、今後の展開が楽しみです。
GVBのアートプロジェクトによって、グアムの街中はますます魅力的な観光地として生まれ変わっていくことでしょう。地域のアーティストと観光局の連携により、グアムの物語がウォールアートとして広がり、訪れる人々に感動を与え続けることでしょう。
ハイライト動画とSNS
このプロジェクトの進捗を紹介するハイライト動画は、
こちらからご覧いただけます。また、リー・ヒウラ・サン・ニコラス氏の作品や活動については、彼の
インスタグラムもぜひチェックしてみてください。
魅力的なウォールアートが完成するごとに、グアムの街に新たな生活が息づくことでしょう。ぜひ一度、訪れてその目で確かめてほしいと思います。